« 手持ちヘッドフォンアンプ大放出祭!(据置もあるヨン!) | トップページ | DSD再生三昧の日々(再生ソフトの憂鬱) »

2013年2月 7日 (木)

DSDダイレクト再生に酔う(mama!milk編)

みなさん、mama!milkという音楽ユニットをご存じですか?

私は妻に誘われて行ったカフェで流れているのを聴いて、「変な音楽だなぁ、妙な和音だなぁ、でもいいかもなぁ」と思っていたのです。
そのカフェ自体がとっても奇妙で、そこにカフェがあると知らずに前を通ったら、まずソコがカフェでしかも営業しているとは誰も思わないです。
私も気がつかずに、前を通り過ぎてしまいました(最初だけね)

内装もオカシイ、独創的!


S1

テーブル席が5つぐらい、カウンター席が4席ぐらいの小さな小さなカフェです。
天井も壁もコンクリートむき出しで、おそらくオーナーがご自分でペンキ塗りをしたと思われる仕上がり。
普通なら天井裏に隠れているはずの各種配管もむき出し。
そっから無造作に、どこで見つけてきたんだと思うような照明器具をつり下げ、これまたどこで見つけてきたんだと思うようなテーブルに椅子。
全てに既存のような統一性がなく、でも店の雰囲気を一つも損なうことなくソコに存在している。
そういった、オーナーの感性がそのまんま具現化したようなカフェです。
オジサンにはついていけません。
でもお気に入りというか、私にとってはとっておきのお店です。
特別な奴しか連れて行きませんし(今は妻だけ)一人では行きません。


そこでiPodに音源を入れてBGMとして流していたのが、件の“mama!milk”


何度か通う内にお店の人にmama!milkを教えてもらい、最初に買ったのがこういったもの。


Fragrance of Notes

1fragranceofnotes


Gala de Caras


3gala_de_caras_2

Parade
2parade

ね!パッケージデザインからして一風変わってるでしょ!
中身はもっと変わってます。


最も最近のアルバムはコレ。Nude


Nude


とてもユニークな音空間を表現してます!
感性のみか?と言えばそうでもなく、先鋭的か?といえばどこか郷愁も感じる。
独善的な音じゃ?と思われる人いるかもしれない。(私は思わないけど)
ただ音楽することに尋常じゃなく真摯に向き合っているな!と思わせてくれます。
えぇ、尋常じゃないですね!
深い造詣と直感!
我が身を全てあずけるかのようにして紡ぎ上げる一音一音。
こんな素晴らしい音楽ユニットが、日本に存在してくれていることに感謝です。


mama!milkは基本、コントラバスとアコーディオン(他ピアノ・オルガン等の鍵盤楽器)の二つのみという、とてもシンプルな音楽ユニットです。
そこにゲスト・ミュージシャンを交えたりしてます。
テルミンまで出てきます。(電話の呼び出し音も入ってたなぁ)


その音楽の世界観を表現できる技量が私にはありません。
が、間違いなくスタジオ録音なんてしてないなと、素人耳でもわかります。
当然、ミキシングで音を重ねる、なんてことしてません。
あるときはホール。
あるときはライブ会場。
あるときはどこかの廃屋。


これなんて、間違いなく海辺で、しかも洞窟内で収録してますね。


Quietude


Quietude


遠くに航行する船のエンジン音が聞こえ、砂浜のさざ波の音、野鳥やカラスの鳴き声、風が枝を揺らす音、果ては収録マイクの前で歩いている足音まで入ってます。
でもそれらが不思議と音楽になってるんですね。


中には「いったい何をしてるんですか?」というような作品もありまして


MA-TTA


Matta

ライブ録音だと思うのですが、環境ノイズはそのまま入ってるは、碁石をジャラジャラ盤面上で動かしているような音が入っているは、“MA-TTA”というアルバム名どおり「待った!」と言いたくなるような一品です。


その他、他の音楽ユニットやミュージシャンとのコラボも積極的に行っていて、


Meets1_madoki_yamasaki


Meets2ginachrismamamilk

Meets3_yoshiyuki_toyoshima

なんてのもあります。
mama!milkのまた違った一面を垣間見ることができて、聴き応えもあって楽しいですよ。


今までCDを購入してきて(すでに廃盤で中古もあります)、「こういう音楽こそDSDでライブ録音していただいて、DL販売してもらいたいなぁ」とかねがね思ってきてました。
今回、手持ち光学ドライブの中でもっとも優秀と思われるブツを使い、AudioGateでDSFに直接書き出して、なおさらその思いを強くしてます。
mama!milkの音楽は、DSD再生環境が実現したらぜひDSDで聴きたいと思っていたんですよ。
そしたらもう、まさにどんぴしゃ!
PCM再生では味わえなかった空間を、存分に堪能できます!


などと少し調べたら、なんとすでに一部ライブのDSFでのダウンロード配信をototoyさんで始めてますね!
ココで試聴・販売、さらにご当人へのインタビューも掲載されています。


逸話を一つ。


最初にご紹介したカフェは、名前は伏せますが(教えたくない!)名曲カフェと銘打って営業してます。
mama!milkもココでライブをしてくれます。
一回だけライブのチケットを二枚、ゲットできました!
妻と二人で行くのを楽しみにしていたのですが、当時になって私の体調が大変に思わしくなく、妻の友人に代わりに行っていただきました。


狭い店内に椅子を40脚ほど並べてあったそうです。
さて演奏開始!
とそのとき、携帯でパシャッと撮影したお馬鹿さんが...
話を聞いて「オイオイオイ!ライブ台無しじゃん!そこで終わっちゃったんじゃないか?」と心配になりました。音を聴く限りそんな音楽ユニットですもん、この人達。
でもエライですね。
一分以上にも及ぶ静寂の時間を設け、一から集中力を高め、演奏を再開されたそうです。ご当人達からすればベストのパフォーマンスとはいかなかっただろうなぁと思います。ライブの空気を大切にする音楽です。オーディエンスも音楽です。それが「パシャッ!」じゃねぇ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


以上で「DSDダイレクト再生に酔う」シリーズは終了でッス!
最初からこのmama!milkをご紹介したかっただけのシリーズッス!
少しもったいぶっちゃったというか、途中でクソ音源を再リッピングでおニューに置き換えたりと時間もかけちゃいました。
かけた甲斐のある音になりました。


色んなソースをDSDダイレクトで、またはPCからDoPで聴きましたが、総じて聴き疲れしにくいです。
まだSDカードからダイレクトに再生させるときには、HP-A8のアンプを使うようになりました。HeadRoom BUDAのシングルエンドでは、低域の倍音成分が妙にノイジーにきこえることがあるんです。A8では起こりません。
逆にDoPだとA8のアンプでは物足りなくて、BUDAのお力を借りることになってます。
精緻に聴き込みたい時はSDカードでダイレクト再生、BGMとして聞き流したいときはPCからDoP、という風な使い分けになってます。


なんとも最後は地味な内容になりましたけど、このシリーズをアップするようになって、「DSD 再生」で検索して来られる方が異常なくらい増えました。
オーディオ・ファンの興味は、確実にDSDやハイレゾ音源の再生に集まりつつあるようですね。
ぜひ大人の皆さんには、そういったユーザーの声を丁寧に拾い上げていただいて、一過性に終わらないサービスや製品を提供して頂きたいものだと思います。

« 手持ちヘッドフォンアンプ大放出祭!(据置もあるヨン!) | トップページ | DSD再生三昧の日々(再生ソフトの憂鬱) »

趣味」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DSDダイレクト再生に酔う(mama!milk編):

« 手持ちヘッドフォンアンプ大放出祭!(据置もあるヨン!) | トップページ | DSD再生三昧の日々(再生ソフトの憂鬱) »

フォト

本日のアクセス累計数


Twitter


カテゴリー

  • おすすめサイト
  • アニメ・コミック
  • オーディオ
  • パソコン・インターネット
  • ファッション・アクセサリ
  • 住まい・インテリア
  • 携帯・デジカメ
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 趣味
  • 音楽
2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

ブログランキング

アフィリエイト

  • Amazon ウィジェット
  • 楽天アフィリエイト
  • Amazon アソシエイト