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2013年2月

2013年2月28日 (木)

無謀な文系出身者の挑戦!

デジタルの世界をつかさどっているのは “クロック様” である!

平たく言えば時計です。

カーナビで現在位置をリアルタイムに表示できるのも、複数のGPS衛星が発するクロック信号を受信して、車とその複数のGPS衛星の相対的位置関係から生じるほんのわずかなクロック値の差から、座標情報を得てるんですね。その為には最低でも2つ(3つだったかも)のGPS信号を、さらに精度を上げるためには3つ(4つだったかな)からの信号を受信する必要があります。一つは基準となるクロック値を得るためです。しかし日本の真上を飛ぶGPS衛星は時間的にも限られており、都市部や山間部での受信難を克服するために、二年前に実証実験ためのGPS衛星を日本独自に打ち上げたばかりです...



全くオーディオと関係ない!
ということでもなく、実際にGPS衛星の信号をオーディオ用のクロックとして使ってやろうという製品もあったかと記憶してます。
(それほどに精度の高いクロック信号なんですよ)


しかもPCオーディオとなると、このクロックの問題はさらに重要です。
パソコン自体がクロックに依って全てのデジタルデータをやりとり・処理しています。同時に、クロックに依る同期を阻害するような要因に満ちているのもパソコンです。スイッチ電源、ブンブン回る空冷ファン、データの通り道であるDATA BUSの上を1000MHz以上のクロック値に同期されたデータが、あっちに行ったり、こっちに来たり。
もうあっちでこっちで、ノイズ、電磁波のお祭り騒ぎ!(@Д@;
おかげでCPU自体が電流リークの問題なんかもあったりして、演算エラーを起こすなんてのは当たり前で、その演算エラーをあらかじめ予測して備えるアルゴリズムも組み込まれてます。(そうでしたよね?)



そして、アナログ信号をデジタルデータにしたり(量子化とかデジタイズと言います)、その逆の作業にもクロックは欠くに欠かせぬ重要な要素です。
高精度なDACになると、楽曲データのサンプリング周波数に合わせて、使用するクロックを切り替える周到さ!
しかしどんな高精度なクロックも、商用電源の上で動かすのであれば、やはりノイズからの悪影響を考慮しないわけにはいきません。
ですから高性能を謳うDACは、同時に電源部の優秀さのアピールを忘れないのです。



さぁ、ここまでは前振りね。



PCオーディオでは、楽曲データはHDDやSSDなどのストレージ上に保存されています。
しかし、そこに保存されているデジタルデータを、そのままDACに突っ込むことはできません。必ずパルス符号変調(PCM:Pulse Code Modulation)」に変換してやらねばなりません。
USBから送出されるデータは、この
PCMなのです。
WAVEにしてもAIFFにしても、それが可逆圧縮のFLACであれALACであれ、不可逆圧縮されたMPEGであれAACであれ、それはPCMをそれぞれのファイル文法によって、あるものは可逆圧縮を加えられ(FLAC、ALAC)あるものは不可逆圧縮を加えられ(MPEG、AAC)、またあるものは圧縮せずに(WAVE、AIFF)、ストレージに格納するために書き換えられたものにすぎないのです。
そう、音声には関係ないの。ファイルフォーマットは全くパソコンの都合なのね。


それらを、例えばiTunesであれば指定ファイルをQuickTimeモジュールに送り、リアルタイムにCPUで演算処理(デコード処理)させPCMに変換、USB Controll Chipに送出し、USB Cableへと流れていくことになります。(あってます?)
しかし、リアルタイムにデコード処理させることはCPUの占有率上昇やBUS上をデータが移動することに依るノイズの発生の原因にもなり得ます。
なので、あらかじめファイルをPCMにデコードしてRAM上に展開し、後は送出するだけという機能を持ったプレイヤーもあります。(私が使ってるPure MusicやAudirvana Plus、BitPerfectはその類のアプリです)



以上、前振り第二弾ね。



では、コレをご覧ください。


Pcm


16bit/44.1KHzという一般的なPCM(正確にはリニアPCM)を私なりに図式化してみました。
44.1KHzのサンプリング・レートと言うことは、1/44,100秒、つまり
0.00002267573秒毎に一つのデータを持つ、ということです。(横軸で表してます)
そのたった0.00002267573秒という時間に16bitで示されるデータを詰め込んでます。
その16bitデータ示されるものとは、0.00002267573秒という極小の時間上の、65536階調の中の一点です。(縦軸で表してます)



さて、その16bitのデータですが、16個の矩形波(図ではしきい値【例えば0V】より+の電荷であれば1を、マイナスの電荷であれば0を表現しています)によって構成されており、それぞれが「1」か「0」の任意の意味を持ちます。
その16個の組み合わせが65536通り(2の16乗)あるというのが、16bitの意味です。(ビット深度などとも言われるゆえんです)
画にすると、そんなに組み合わせ数があるように思えないくらい、至極単純なただの矩形波の連続です。
そして一つの矩形波が占める時間長は約0.00000141723秒という、頭の中で想像できようはずもない短さです。(これが24bitなら16,777,216階調、1bit長が0.00000094482秒、24bit/96KHzなら1bit長が0.00000043402秒とか)
この波形長は、理想的には絶対でなければなりません!
これが「パルス符号変調(PCM)」と呼ばれるものです。


さぁ、ここまでで前振り第三弾!
やっと本題ですわ(;´▽`A``




この図をご覧ください。


Jitter


PCMの理想的な信号は「矩形波」であるべきですが、そんなもん存在しません!
この宇宙に真円が存在しないのと同じように、純然たる「矩形波」はありません。
かならず「立ち上がり」「立ち下がり」で電圧の傾斜が発生してます。
この傾斜のどこの部分で、このビットを「1」と判断させるか「0」と判断させるか、なんていうとっても小難しい話もあるのですが、そんなもんは棚に上げて先に進みましょう。(それでも知りたい人は、後述するリンク先を参照して下さい)



この矩形波を形成する「立ち上がり」「立ち下がり」の位置が、時間軸方向にぶれてしまう(揺らいでしまう)ことを「ジッター:Jitter」と言います
理想としては絶対であるべき波形長が、変化してしまうのです。
要因は、先に挙げたパソコン内の電気的ノイズ、電磁波、パソコン外部の電磁波、DAC本体の電源ノイズや電磁波等々、いちいち挙げていったらキリがない。
しかもUSBのオーディオ転送モードは「アイソクロナス転送」といって、連続的周期的なデータを転送を行うだけで、再送がないため確実性は保証されていません(蛇足ですが、これがNASだとLAN上でタグの付いたパケット送信なので、送信されるデータの確実性が補償される訳です)
結論を言ってしまえば、パソコンのUSBから送出されるデータに付加された時間軸情報(とどのつまり波形長)はアテにならんのですわ(;´д`)トホホ…


ですので、PCからのUSB出力データに時間軸方向の揺らぎが発生して矩形波の波長に狂いが生じていても、それを時間軸情報として(クロックとして)扱うようなUSB-DACだと、どうやっても「あれ?」っと思うような音しか出してくれないということになるんです(よね?)


ところが、例えばFOSTEX HP-A8のように高精度TCXOクロックによるアシンクロナス・モード(非同期モード)を採用しているDACですと、USBで流入してくるデータの波形長なんかアテにせず、内部の高精度クロックによって矩形波の波長を整えてから、D/A変換にデータを移すので、細部まで明瞭な音の再生が可能になるわけです(よね?)
(HP-A8へ供給される電源がクリーンであればこそ、その性能はなおいっそう発揮されます by 私の体感)



例えを一つ考えてみました。
縦一列に並んだたくさんの人を想像してみて下さい。
縦一列に並ぶだけなら、前の人に習って後ろに立てばいいだけですから、真っ直ぐなラインにはなるでしょう。
でも前の人とすぐ後ろ人、またその後ろの人との「間隔」はどうでしょう?
PCのUSBから送出されるPCMは、いわば小学生の「大きく前ならえ」。
身体の大きさにばらつきのある分、等間隔になりません。

それに比して、時間軸に揺らぎのないPCMは「日体大の団体行動に見られるような前ならえ」。
厳しい訓練
(高精度クロックによる波長の叩き直し)を経て、何があってもいつも同じ間隔で並ぶようになっています。
実際に体験しています。(団体行動をではないですよ)


我が家のHeadRoom Ultra Desktop DAC君は、確かにUltraと銘打たれているだけあってとても優秀で大好きなDACなのですが、こいつのUSB入力だけは全くいただけません
まるで霧の中で車を運転しているような、そんなイメージの音しか出しません。
ところがHP-A8から送出させたS/PDIF(Sony Philips Digital InterFace、エスピーディーアイエフ)を光なり同軸なりで突っ込んでやると、まるで大晴天の下で運転しているかのような音に変わります。
これは偏(ひとえ)にFOSTEX HP-A8のリ・クロック(パソコンから付加されてきた時間軸情報を無視し、高性能な内蔵クロックで、元はこうであったであろうと思われる矩形波を生成している、ってことでしょ?)性能の高さに依るものです。
これをDigital to Digital Conversion、またはそういった機能に特化した機器をDigital to Digital Converter、縮めてDDCと言うわけです
主にUSB(中にはFireWire)で入力されたPCM信号を、Coaxial等でS/PDIF信号としたり、さらにはAES/EBUというプロ用デジタル伝送用の出力できるものもあります。
いずれにしても入力、出力共にデジタル信号であるので(しかし信号の規格は別物)Digital to Digital Converter、つまりはDDC(D/D Converterと表記されることも)と称するのです。
高性能な物になると内蔵高精度クロックだけでは飽き足らず、外部に高精度クロックを用意して、そのクロック情報を入力できるものもあります。
主にスタジオ録音機材に見られるもので、全ての機材を同一のクロックで統一することで、システム全体でジッターの発生を抑制するのが目的です。

ね!“クロック様” は全てをつかさどってらっしゃるでしょう?



こんなとこでどうでしょうか、mic92さん!


詳しくはこちらの記事も参照して下さい。


野村ケンジのぶらんにゅ〜PCオーディオ コラム:PCオーディオ基礎知識ー「USB Audio Class」とは


デジタルオーディオの基礎から応用(5):誤解していませんか!? クロックジッターの「真実」を解説



オイラ、経営学部出身なんすけど。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

2013年2月27日 (水)

電源周りをいじった結果なんですけどね

オイ!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

と叫びたくなるほど、音がシャキッとしました!
特にHP-A8の出音がダイナミックになった感じです。

昨日、電源タップをこんな風にしたんですが...


Powersupply1


ヘッドフォンアンプにつながるケーブルと、TSUNAMI、HP-A8のインレットに刺したフルテック オーディオグレード インライン フィルター FLOW15 のアース線をカットしたんですが(今まではPCの電源ラインに入れてた。もったいねぇ〜)



Powersupply2


真空管アンプで聴いても、BUDAで聴いても「今までこんな音したっけ?」と思うほどに変化!

その変化がFLOW15のおかげなのか、アース線をカットした恩恵なのか、はたまたその相乗効果か、判然としません。
とはいえ、DACに良質な電源を供給してやるのは、非常に有効な音質改善方法ですから「めんどくせぇ〜」と今までやってこなかった事の方がオカシイ!



エ?
で、肝心の真空管アンプはどうなのよって?

グフフフフフフフフ!(*≧m≦*)
まだ言わなぁ〜い!ψ(`∇´)ψ

2013年2月26日 (火)

夜景に見るオーディオの夢

何にも申しません...
申せません...

Wooaudio3


Wooaudio1

ただただ美しく暖かい...

チューブ!

Stop the season in the sun♪

なんていうチューブではなくて(今、真冬だし、私、サザンファンだし)

我が家に真空管ヘッドフォン・アンプが到着しました!


まずはコレ、WOO AUDIOWA3


Wa31

ちょっと真空管が一本、斜めっちゃてるけど、ちゃんと直しておきました。


Wa32


Wa33


Wa34


Wa35


RCA入力一系統のみという、至極シンプルなインターフェース!
でも、届いたのはこれだけではないんです!


WOO AUDIO WA2
Wa21


こういうのをツイン・モノ構造っていうのかな。(実は詳しくないんだよ)


Wa22


Wa23


Wa24


こちらはRCA入力四系統、ラインアウト一系統。


それらをこうセッティング!


Setting2


Setting1


電磁波などの影響を受けやすいということなので、DACやPCとは別にサイドデスクの上に置きました。
ついでに電源コード(オヤイデさんの“L/i50 V4”と“Black Mamba-alpha”と“TUNAMI GPX-R”と“KOJO 電源ケーブルMedusa KS-0/2.0(HP-A8用ね)”タップは“MTS-6”。なんでこうもバラバラなんだ!)のアース端子につながってるラインを、ハウジングをばらして全部外した(KOJOだけは無理なので下記のインラインフィルターをかました)。
さらにはオーディオ用の電源とその他をキレイに分離し、HP-A8の電源ラインに “フルテック オーディオグレード インライン フィルター FLOW15” を投入し(コイツのアース端子もラインを外した)
(理由はこのサイトを見て欲しい。他の先達からもそのような御指南をいただいた)
もうアース端子のラインを外して絶縁するだけで汗だく(両端とも外した)(;´Д`A ```
おかげだろうと思うのだが、HP-A8のDSD再生音がより繊細になったような気がする。
気がするだけでない事を祈る!


今回の真空管アンプ、白髪犬さんのご厚意により、しばらくお借りすることになって届いたもの。
音についてはまた後日!
乞うご期待だ!


でもアレだよね、これらが私の手中にあると言うことは、返さなければそのままオイラのモノに... フフフフフ(嘘です!)

2013年2月23日 (土)

なぜそこまでDSD再生にこだわるの?

なぜジャイアンはそこまでDSD再生にこだわるの?

バカだから?


Eva01


ハイ!ソウデスが!


Eva02




と、のっけからバカシンジ時代の画像を出して、ゴメンナサイヾ(_ _*)ハンセイ・・・
今や彼も「ガキシンジ」だもんねぇ・・・
これほど主人公がコケにされるというか、脇役的無残な扱いを受ける映画も、他にないですよねぇ〜!
と、本日の序文はこれぐらいにして... (序文だけに『序』なんてね)
今日はブログの更新をするつもりなんて、さらさらありませんでした。
たまたま、ASCIIのこの記事を読んじゃったものですから、もしまだ目を通されてない方がおられたら、一読の価値があるのではないかと思ってご紹介する次第です。
いずれもコルグ社製DS-DAC-10にまつわる開発者インタビューなんですが、まぁ、興味のある方は読んで下さい。
そうすれば、なぜジャイアンがこんなおバカなことをしているのか、少しは分かっていただけるかなと、少々期待ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ




Filehandling




そもそも私とDSD再生の出会いは2年前にさかのぼります。
PCオーディオの雑誌を買って、その冒頭インタビュー記事がコルグ社の人だったような...(キオクガモウアイマイ)
その記事中、DSD音源再生機として、本来はポータブル・レコーダーであるMR-2を利用している人までいると紹介されておりました。
何事も自分で試してみないと気が済まない性分なもので「ほな買ってみましょか」と買っちゃったんですねぇ〜、コレガ!




Mr2_1




Mr2_2



決定的、かつ、確信的アホでしょ!
同時にototoyで、当時はまだ絶望的に少なかったDSD音源を買い求めて、聴いてみたわけです。
しかし所詮、ポータブル・レコーダーにモニター用途に付いている出力でしたから、直接イヤホンを刺そうが、PHPAに繋いでみようが、納得のいく音ではなかった


しかし、興味だけは失せなかった!
こんなはずじゃない!という想いだけは、ずぅ〜っとオジサンの胸の底に、澱(おり)のようにこびりついていたんです。
そして今やっと、胸の底につっかえていたものを、少しばかり晴らせるときが到来したんです!
リッピングでつまずいた。
再生ソフトで試行錯誤を重ねた。
何回、SDカードにコピーを繰り返したことか!


オイ!
オレの部屋は、FOSTEXの開発部じゃねぇぞ!
と叫びたくなるぐらい、HP-A8をTH900と共に使い倒し続ける毎日。
そんな私の想いに、「やっぱりそうだったんだなぁ〜」と応えてくれたのが、先に紹介したインタビュー記事なのです。
で、そういうお前はKORG DS-DAC-10を買わないのかって?


買いませんよ!! \(*`∧´)/
思うところあって、コレは買いません。
別の道を行きます!ψ(`∇´)ψ



Audiogate

(DISCOVERYの道を行きます)


2013年2月22日 (金)

Bit Perfectの夢を見る

エェ、どうせまたDSD再生ネタですよ!

今日はたまたまこれを聴いてたんです。

Eugeneormandyphiladelphiaorchestrat

ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団演奏のチャイコフスキー交響曲第六番「悲愴」です。

ユージン・オーマンディはフィラデルフィア管弦楽団とこの曲を生涯で5度演奏したそうでありまして、これは三度目、1968年収録という私がまだ小学校一年生の時の演奏です!
当時、CDなんかあるわけもなく、アナログレコードでリリースされたんですが、


Tchaikovskypathetiqueormandy_zps791


名盤と言われたそうですが、2001年にデジタル・リマスター盤が出たようです。
ですが第一楽章の一部で、本来ステレオ録音されていたにもかかわらず、ちょっとだけモノラルになってみたり、第三楽章の特に終局の部分でバスドラムが派手に、というか音が歪むぐらい鳴ってくれたりして、チョット「?」が付く盤でもあります。


それを、こういう構成で聴いてみました。


Cdpplaying


エェですがな!


ついでにMacからDSD再生させてみたらどうなんだい?と試してみたところ


Puremusicdsdplaying


アリャリャ!
とんでもなくエエじゃないですか!
先のCDプレイヤーからの再生音が色落ちした音のように感じるほど、こちらの方が鮮やかで聴きやすい!



なんでなんだい?


で、佐々木さんのMusic TO GOで紹介されていた、この記事を思い出しました。
PCオーディオを志している方は、一見の価値があります。
(っていうか、この記事を改めて今日読んで、この更新を思い立った)
Audirvanaの作者が書いている内容ですので、プラットフォームはMac OS Xだし、アプリはAudirvanaですけど、Mac OS XのCore AudioはWindowsで言うところのASIOみたいなものですので、ウィンドウズ・ユーザーにも参考にはなるかなと...
ただし論述されているのはMac OS10.4.x ~ 10.6.x and 10.7.x Lion(Lion入ったかなぁ?)までの事情で、10.8.x Mountain Lionではかなりクリティカルなことをしないと実現できないようです。(一歩間違えるとカーネル・パニック!)
これを一読すると、ビット・パーフェクトなオーディオを望むなら、PCオーディオや高性能DAPに頼らざる得ないということになります(よね?)
さらにはCD-DA (Compact Disk Digital Audio) をCDプレイヤーで再生させる場合には、データの読み込み精度よりも再生時間が優先され、読み込まれなかったデータは補完データにて充足され、再生されることになっています。(とフィリップスとソニーさんが決めたそうだ。文句ならそちらに言ってくれw)
んじゃぁ色落ちしたような音になるわけだわね。
ならばと無圧縮のAIFFファイル再生を試みました。




Puremusicpcmplaying





オイ!
CDプレイヤーからよりも、よほどいい音じゃないか!



ならばPure Musicを使わずにiTunesから直接出してみたら...




Soundsettingfostex




Midisettingfostex




Fostexhpa8pcm





少しPure Musicを使うよりも鮮やかさや躍動感に欠ける感じ。
でも少しよ!
それじゃ(って、まだやんのかい!)MacからHeadRoomのUltra Desktop DACに直接入れてみたら...




Soundsettingudac




Midisettingudac




Udacbudausbdrive




もうね、アタマにくるぐらいボケボケの音なんだ!
だいたい196kHzまで対応してるDACなのに、USBだと48kHzまで、しかも端子がmini-Bときたもんだ!
だからHP-A8をDDCとして買ったんだよね。
以上のことを通して感じたのは、楽曲の持つ「音」をデータの欠落なく堪能しようと思ったら、PCオーディオに頼らざる得ない。
あの論文の有意性を、身をもって感じた次第です。
しかしそうなると、先に挙げた論文のようにジッター等の問題は避けて通れず、USBケーブルの電源品質、PCMをアンシンクロナスで受けてジッター除去、リクロックしてくれるD/Dコンバーターの存在がとても重要なるよね。
Audirvana Plusでも聴いてみた。





Audirvanaplusdsdplaying




Pure Musicに比べ音に煌びやかさが少し影を潜めるものの、とても良い音をカジュアルに楽しめる印象。
先の論文を読むならば、Audirvana Plusでは楽曲ファイルを読み込み、PCM信号にデコードした上でRAM上に展開し、送出している。
送出時にCPUやDATA BUSに要らぬ負荷をかけぬ分、送出データが汚れにくいという考え方らしい。
ではPure Musicではどうなんだろう?


アクティビティ・モニタで比べてみた。





Activitymonitordiffplay




Activitymonitoraiffplay




上がPure MusicでDSD再生させたとき、下がAIFF再生のとき。
20前後のスレッドを使い、CPU占有率が5〜6%程度。
それよりもiTunesのCPU占有率が意外なほど大きいのが驚き。
Audirvana Plusでは1スレッド、0.5〜0.6%程度だった。
なるほどぉ〜!言うだけあるなぁ〜!( ̄ー ̄)ニヤリ
もちろんSDカードスロットからのダイレクト再生でも聴いた。




Dsddirectplaying





力強さと繊細さ!
ユージン・オーマンディがフィラデルフィア管弦楽団を掌にして、思うがままに音を紡ぎ出している様を、ありありと感じる。
「さすがだなぁ」と感心したのは、第三楽章の例のバスドラム。
まぁ歪んでると言えば言えなくもないが、それでもそれなりにちゃんと聴ける。
ここまで長々と書いてきたが、結論!



リッピングがとっても大切!
電源が色んな意味でとっても大切!
優秀なジッター除去機能を持つDACかD/D Converterもとっても大切!


という、PCオーディオの教科書に書いてそうな結論に達しただけの、徒労のような本日のブログでございます(・_・)エッ....?
いったい今日一日で、何度、ユージン・オーマンディの「悲愴」を聴いたことだろう。
何度聞いても飽きない!
コレ、名盤です!



2013年2月19日 (火)

性懲りもなくDSD再生を語る(中間報告的まとめ)

結論から書く!

DSD再生を心底堪能したいなら、DSD音源をダウンロード購入して聴け!

CDをAudioGateでリッピングしDSFに書き出したり、ハイレゾ音源をDSFに変換させたりしてきた。
そして先のブログに書いたように、音のリファレンスとなり得るCDプレイヤー(Sony CDP-555ESD)を略奪してきて、色々聴き比べてみた。

例えば “ Dunkelschön ” の “ Nemeton ”(Dunkelschönを選んだのには意味がある。後述する)


Dunkelschncdplay1

CoaxialでHP-A8に入力し4倍Up-Samplingして(Up-Samplingに特に意味はない。機能としてあるから使ってみただけ。CDプレイヤー内蔵DACを使わなかったのには理由がある。後述する)

Dunkelschncdplay

HeadRoom Ultra Desktop DACでD/A変換し

Headroompcmsetting

Headroompcmsetting2

HeadRoom Balanced Desktop Amp(なのに)シングルエンド出力でTH900を鳴らした。


もう、コレで十分やん!

という音でありましたとさ(あぁ、身も蓋もない)

でもさぁ、いちいちCDを引っ張り出してきてプレイヤーに入れるって、面倒じゃん!
(;´▽`A``

でぇ、MacでPure Musicを立ち上げて、同じ条件で鳴らしてみた。

(DACの条件は上と同じ)


Dunkelschnpuremusicpcmplay

さらに今度はDSD再生もやってみた。
まずPure Musicで。

Dunkelschnpuremusicdsdplay

DSD再生では、HP-A8からS/PDIFは出力されないので、アンプの設定はこのように。

Headroomdsdsetting

Headroomdsdsetting2

さらにさらに、HP-A8のSDカード・ダイレクト再生。
比較できるように、使用アンプは上と同じ。

Dunkelschnsdplay

(スンマセン!うまく撮れなかった)

私的見解は、「もうどれでもイイやん!好みやん!」


使い勝手はPCから再生させてやるのが一番。

じっくり聴くにはCDプレイヤーかSDカード使ったDSDダイレクト再生。



個人の好み、スタイルで選べばイイじゃん的違いでしかなかった(少なくとも私の環境では)

PCプレイではUSBを介する分、少しダイレクト感に劣る。
でも音楽を楽しむのに弊害になるほどではないと感じた。(少なくとも私の環境では)
特に、好きな楽曲を集めてランダムプレイさせるとなると、もうPCから再生させてやるしか、今のところ方法はない。(CD-Rに焼いてCDプレイヤーでランダムプレイさせることはできるが、再生可能時間に限りがある限り、曲数に制限があるじゃん。HP-A8のDSDダイレクト再生は、1フォルダに30曲まで入れられるようになったけど、ランダムプレイにはまだ未対応)
私のように、適当に好きな曲をポイポイプレイリストに放り込んだら、数百曲になっていた、なんて人は少なくないと思う。
もうそうなると、再度書くけど、


現実的にPCからの再生しか選択肢がないじゃん!

ここで音の比較に “ Dunkelschön ” の楽曲を選んだ理由を。

まず、録音時のイフェクトが最小限で、楽器やヴォーカルの原音をとても大切にしていると思ったから。
桑田佳祐のスタジオ録音風景をDVDで観たことがあるが、最初にメロディーラインを地声で入れて、それに併せてドラム、ベースを入れ、ギター、リズムギター、パーカッション、必要に応じてブラス、ストリングスを重ねる。
最後に歌詞を作り、歌入れ、バックコーラスとなっていた。
その間に試行錯誤を繰り返し、別テイクで試してみたり、イフェクトをかけてみたり、大いに音を弄り倒して頭の中にしかなかったイメージを、一つのサウンドとして具現化させてた。
まぁなんと大変な作業をやってるんだ!と、大いに驚いた。
彼ほど拘り抜くかどうかは別として、これが日本での音楽製作の現場なんだね。
(ただし、CDにボーナストラックとして収録されているライブ音源は、DSDにすると聴き応えあり!)

そうやって世に出た楽曲をDSFでリッピングしてDSD再生させてやったが、特段DSDの方が絶対に楽しめるよね、という結果にはならなかった。
ただしどういう訳か、耳触りのいい音にはなるので、聴き疲れしない、ながら聴きにはもってこい、ただしPCからの再生で十分という実感しか得られなかった。

ところがだ、 “ Dunkelschön ” みたいに原音を大切にしてイフェクトを最小限に抑えて収録された音源だと、

DSD再生だからこその楽しみ方ができる。


サウンド・ステージって言うのかな、スケール感が一回り大きくなって、本当に気持ちよく聴ける。
こういうバンドこそ、DSD収録に挑戦して、ダウンロード販売してほしいなぁと思う。(だからこそ聴き比べに “ Dunkelschön ” を選んだ)

イフェクトを最小限に、どころか、まったくかけない音楽ユニットもある。

以前も紹介したmama!milkだ!
彼らにとっては演奏環境自体がイフェクターになってる。
だから、コイツをDSFでリッピングしてDSD再生させてやると、まぁCDとは別物か?と思うほど、味わい深い音を奏でてくれる。


例えば屋外、しかも海岸で収録した “ Quietude ”


Mamamilkcdplay1

CDプレイヤーでも十分にmama!milkサウンドを堪能できる。


Mamamilksdplay


でもDSDダイレクト再生の音は、驚くべき豊かさ、自然さをもっている。
まぁビックリだ!アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
最近、ototoyでライブ音源のDSDダウロードも始めてる
まだ買ってないけど、この手の音楽に興味のある人にはオススメだ!
ココにmama!milkへのインタビュー記事も載ってる。面白い)


Jazzで女性ヴォーカルが好みの人には、JiLL-Decoy associationなんかどうだろう?
DSD収録にチャレンジしてる、数少ないJazzユニットだ。
e-onkyoでハイレゾ、及び、DSD配信をしてる
“MORE about 『Lining』by towada”と銘打って、DSD収録とPCM収録を同時並行して行った感想や苦労話もインタビューで紹介されていて面白い。
DSDに対する理解にもつながる、とても興味深い記事だと思う。
このインタビューを読むと「なるほど、これじゃDSDでリリースしようというアーティストやレコード会社はなかなか現れないよな」と思わされる。
十分なノウハウや機材がないんだ、ということが読み取れるんだ。


蛇足だが、アナログ・レコーディング時代のクラッシックやジャズは、DSD再生させてやると面白い!十分堪能に値する!(@私の環境、デジタル・リマスタリングの技にも依るが)
このジャンルはハイレゾ音源の配信も盛んだから、色々楽しめそうだ。


最後に、先輩宅から略奪してきたSony CDP-555ESDは本当に素晴らしい!
コイツは1986年リリースだが、90年リリースのCDP-777ESJも気になって仕方ない。
先輩から「コイツでぜひベルリンフィルを聴け」と言われてたが、実際に聴いてみてその意味が良く分かった。
鳥肌が立ったもんΣ( ゜Д゜)ハッ!
たぶん、私の勝手な予想だけど、音決めするのにベルリンフィルも使ってるんじゃないのかな。
コイツでないと出せない迫力があるんだもん。
内蔵のDACもアンプも文句のつけようがない。
Headphoneジャックは、単なるモニター用ではない。
ちゃんと鑑賞に十分堪えうる、素晴らしい音を奏でてくれる


それでもわざわざ外部DACを使ったのは、低域の解像度がHP-A8やHeadRoomの方がいいなぁと感じたから。
しかしコイツ一台と、いいヘッドフォンがあれば、それだけで満足度の高いオーディオ体験が可能だと思ったね。
さすがバブル時代の再生機だね!

amazon ミュージックストア mama!milk

Amazon ミュージックストア JiLL-Decoy association

2013年2月16日 (土)

ジャイアン、略奪にはしる!

私の友人、というか2才年上の先輩にあたるのですが(妹さんは同級生)、床屋さんがいらっしゃいます。
この方、昔はなかなかオーディオに凝った方で、自宅兼店舗を新築する際にオーディオ用に三相200Vの電源を家庭用とは別に契約した経歴までお持ちです。
今はオーディオはかるぅ〜く楽しんでいる程度で、AVの方に興味がいっちゃってます。

私、このお店で45年来髪の毛を切ってもらってまして、超お馴染みさん。(小学2年生の時からです)
この先輩は二代目です。
最近は私に切るべき髪の毛が少なくなってきまして、その為に色々相談しながら、髪型を大胆にチェンジ!
また、オーディオに関してアドバイスをもらったり、意見交換をしたりすることも多々あります。

散髪の時に限らず、よくコーヒーを飲ませてもらいに遊びに行くのです。
入り口を入ると、本当に無造作にCDプレイヤーとかDVDプレイヤーとか、プリアンプ、パワーアンプが雑然と積み上げられてあって、ちんまいスピーカーから音楽を流してます。
あまりの雑然さに、何が置かれているのか気にもとめていませんでした。
だいたい先輩はスピーカー派、私はヘッドフォン派。

それがなぜか今日は、雑然とした山の前にしゃがみ込み、「何があるんだ?」と眺めてしまったのです。
そして気がついてしまった!

同じCDプレイヤーが二台ある!!

「先輩、このプレイヤーはどんなものなの?」
丁寧に教えてくれました。

で、私の口をついて出た言葉が...


「貸してくれ!!」


それがコレです!


Cdp555sed1

SONYのCDP-555SEDです!(詳しい仕様はリンク先を見て欲しい)
1986年発売ということですから、私が大学を卒業した年です(2年ダブった)
当時で15万したということですから、私の初任給とたいして変わらない(もうちょっとあったけど)


何に心を奪われたかというと、ディスクトレーです!
こんな堅牢なディスクトレーを持ったドライブなんて、今時ないっすよ!


後ろから見ると、こう。


Cdp555sed2

電ケーも「これがついてりゃ文句ねぇだろ!」的なものが直接出てます。
二つのコブの用に見えるのは、それぞれアナログ部、デジタル部用のトランスです。
電磁波の影響を嫌い、わざわざ外に出してしまうという大胆さ!


Cdp555sed3

ライン・アウト(2系統ある内の1系統)の出力レベルも調節可能。
ちょっとしたプリ・アンプ的使い方も想定してるのかな?(にしてはボリュームがショボイけど)


Cdp555sed4

“ DUAL D/A CONVERTER SYSTEM / DIGITAL OUTPUT ”の文字が見えます。
内部はデジタル部もアナログ部もツインモノ構成
私は “ DIGITAL OUTPUT ” 機能が欲しかった!


Cdp555sed5

“ made in Japan ” です!
Dital OutputとしてCoaxialが用意されてます。
バブル景気到来前夜に開発されたプレイヤーですから、内部を構成する物量が今では考えられない豪華さです!(なんだそうです)
今や廃番となったオーディオ用コンデンサが、これでもか!ってぐらい使われてます(だそうです)。

今、まさにそのCoaxialからS/PDIFを取りだしてHP-A8にぶち込み、4倍にUp-Sampling。
それをHeadRoom Ultra Desktop DACに放り込み、同じくBalanced Ultra Desktop AmpでTH900を鳴らしているところです。


Cdp555sed6


CDプレイヤーのフォンアウトの音も秀逸ですが、上に挙げた経路の音は全く別物!
今はレナード・バーンスタイン指揮、ウィーンフィル管弦楽団のベートーヴェン 交響曲7番を聴いてます。
ヤァ〜、PC Audioではこのスケール感はないわ!
その前にSHANTIも聴いてみたんですが、上に挙げた構成が一番気持ちよく聴けました。


先輩曰わく、しばらく使ってないから、半日くらい鳴らしっぱなしにしてねと。
いやいや、既に豪勢な鳴りっぷりっすよ!


先輩また曰わく、このモデルには全期型と後期型があって、たまたま入手できたんで二台買っちゃったんだ、だと。
私が持ち帰ったのはどちらなのかは聞き忘れましたが、私はDigital Outputが使えればいいので、それならどちらの型でも同じだというお答え。


それで私、お店を辞去するときに、こう宣言しておきました。


では、ありがたくお借りいたします!
返却時期は未定ですけどね!へへへへへ!


ということで、めでたく私のモノとなりましたとさ!(いいのかそれで?)

2013年2月13日 (水)

AIFF (16/44.1), FLAC (24/88.2), DSFを聴き比べてみた

あ〜ぁ、メンドかった!
メンドイけど、やってよかった!!

何をやったかというと、DL購入したハイレゾ音源(Eric Clapton & BB KingのRiding with the Kingの24bit/88.2kHz FLAC)をAudioGateでiTunes用に16bit/44.1kHz AIFFに変換したものと、DSFに変換したものの三種類を、Pure Music(iTunes併用)とAudirvana Plusで聴き比べたのだよ、ハハハハハァ〜!

なんてご苦労様なオジサンなんだろうね!
自分でも呆れるよ┐(´д`)┌ヤレヤレ

メンドイから、サクっといっちゃおう!
まずPure Music!!

Puremusicaiffplaying

これは16bit/44.1kHz AIFFの再生画面。
次の曲に移る前に、このパネルが表示されて


Puremusicsampleratepanelaifftoflac
Puremusicflacplaying

これは24bit/88.2kHz FLACの再生画面。
そしてまたSample Rateを変更しまっせというパネルが現れ


Puremusicsampleratepanelflactodsd

Puremusicdsdplaying

DSD再生の画面。
Sample RateのNewが176.4kHzと表示されるんだね。
同時にDSPの機能も無効になる。
表示はされてないけど、メモリプレイではある。
その後、曲の頭がチョットだけ再生されずにDSD再生が始まる。
この時はHP-A8の虫の居所が悪かったのか、2秒ほどノイズが流れた。
バルク転送なら問題ないそうだが(Mac OS Xも、昔はインテジャー・モードというのが使えて、直接DSFのデータを流せたんだが、Lionからできなくなったのだ)、DSD over PCMはDSD信号をPCMのように装わせてPCから出力させる方式だから、この辺はどうやっても仕方がないのでしょう。
ウィンドウズならASIO2.1以降でバルク転送が可能なんでしょう?
(確かKORGは独自のASIO2.2のドライバーを配布してるよね)


で、頭のAIFFに戻るときに出たパネルがコレ。


Puremusicsampleratedsdtoaiff

どこまでもPCM信号としか扱えないことが分かりますね。


同じ事をAudirvana Plusでもやってみた。


Audirvanaplusaiff

これAIFF (16bit/44.1kHz)ね。


Audirvanaplusflac


これはFLAC (24bit/88.2kHz)


Audirvanaplusdsf

DSD再生。


Audirvana Plusの場合、FLACやAIFFから切り替わった後の処理が、Pure Musicより安定している印象。
2つ前のバージョンでは結構問題があったんだけど、ブラッシュアップを欠かさずこまめにバージョンアップしてくれて、ずいぶん洗練された。
心憎いアプリだ。
ただこのアプリは最初の楽曲再生前にちょっとした儀式をシステム相手にやっているようで(Initializingナントカと表示されてからしばらく待たされ、次にデバイスの初期化の表示が現れ、やっと再生開始。システムに対してきわどいことをやってるんじゃないかな)、少し待たされる。後は問題なし。


DSD再生に関しては、Pure MusicはSDカード・ダイレクト再生に近いダイレクト感がありつつ、耳に心地よい。
Audirvana Plusは同じく耳に心地よい印象はあるけど、なんか一枚ベールを被せたような印象。
この辺はユーザーの好みだろうねぇ。
  • 正しどの方法でもギャップレス再生は不可なので、ギャップレス再生させたい楽曲は、あらかじめAudioGateなどを使って1つのファイルにまとめておく必要がある


ファイルの管理においては、iTunesをそのまま使えるPure Musicに軍配!
その前の通過儀礼がとっても大変だけどさ!凸(`、´X)
なんとかしてよ、開発元さん!お高いんだからさ!
(そういえばAmarraなんていう28,000円もするアプリもあるけど、これはDSD再生に対応しないのね。Mountain Lionへの対応でそれどころじゃなかったのかな?iTunesを使ってDSF以外の音楽ファイルを高音質で再生させたいなら、コイツを選ぶという方法もある。試してみたい)


双方ともiTunesと併用して、音質アップを実現できる機能を備えてる。
両方ともメモリ・プレイ(楽曲データをメモリ上に展開してから送出する)なところも音質アップに貢献しているんでしょう。
さらにUp-Samplingの機能も双方とも備えている。


Audirvanaplusforcedupsampling

これはAudirvana PlusのSample Rate Conversion設定パネル。
iZotope 64-bit SRCというプロトコプルを使ってUp-Sampling。
ソニーのSound Forge Pro 10にも採用されている技術なんだって、ヘェ〜。


だ・か・ら...?


Pure MusicにもUp-Samplingの機能は付いている。


Puremusicupsampling

使ってないけど(だってHP-A8があればさぁ、要らないないじゃん!)
その他に、ファイルのサンプリング・レートを変換する機能も付いてる。


Puremusicsrc

使ったことないけど、ちゃんと機能するのかなぁ〜(^-^;


元来、2つともiTunesの音をグレードアップする為に開発されたアプリ。
それがここ最近のハイレゾやDSD再生の流れに対応するためにAudirvana Plusは独自のPlay ListにハイレゾやDSFを登録させることで、Pure MusicはDSFのブックマークを生成してiTunesに認識させることで対応している。
たぶん今後、Audirvana PlusはPC Music Playerとしての使い勝手を向上させていくだろうねぇ。iTunesに頼らずに。


さて、ここまでは前置き!(長い!)
問題は音だ!


双方ともiTunes単体で鳴らすよりも、聴感上の質感アップは感じられる
Pure Musicは自動的にサウンドパネルがこうなっちゃう。


Puremusicsoundpanel

Audirvana Plusは


Audirvanaplusexclusiveaccessmode

でDACを占有するようになってる。
それ以外に“SysOptimizer” で音質に悪影響を及ぼしそうなシステムの操作を無効にする機能も付いている。例えばTimeMachineのバックアップ作業とか。


で、結局、音はどうなのよといえば、私はPure Musicの方が好み!
透明感と適度な密度を保ったダイレクト感のある音で、ヴォーカルも引き立って聞こえる。
でも本当にリラックスしたときはAudirvana Plusだな。
音の質感がホント滑らか!耳障りさとは無縁!
要はシチュエーションに合わせて使い分けられる、というのが私的結論。あぁ、身も蓋もない結論!だったらこんなに長くするな!


他にDSD再生に拘らないのなら、BitPerfectを使うという手段もある。
AppStoreで850円。
知らなかったんだが、FLAC再生にも対応してる。
もっとも “FLAC support (via Fluke or other 3rd party iTunes FLAC importers)” という但し書き付きだけど。


最後に注意を一点!

いずれのアプリもDRM付きの楽曲再生には対応してない!
だから私はiTunes Music Storeでは買わない。(今はDRMフリーもあるんだよね?)
どうせDLで買うなら、ハイレゾ音源にしたいしね。


あ〜ぁ、疲れた...
(ノ_-。)

2013年2月12日 (火)

懲りないオッサン!(大放出祭の結果も発表)

第二回手持ちヘッドフォンアンプ大放出祭!にご応募いただいた方、誠にありがとうございました!
おかげさまをもちまして3名もの方からご応募をいただき、前回から1名“も”多いという結果になりました!
しかし、ご応募いただけた機種が2つだけ、StepDanceNuforce icon HDPという結果になりまして、これからもPico DACだけは私の手元で不遇な日々を過ごすことに...

Pico1

ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…


ねぇ、私ってそんなに信用ない?
それとも「購入動機」を訊いてるからウザイ?
「言い値」に抵抗を感じる?
そもそもアイテム自体に魅力がない?

ま、人それぞれの事情というものがありますから、わたしゃどうでもいいんですけど
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

さてさて「如何にしたらPure Music & iTunesでDSFを再生できるのか?」ですが、まぁやたらメンドイことが分かりました。
あまりにメンドイから、図にしてみました。

Filehandling

ちなみにリッピングに使っている光学ドライブは、ソニーオプティワークのOPTIARC DVD RW AD-7170Aです。

結局Pure Musicの“Drag&Drop”パネルにDSFを放り込んだだけでは、iTunesが認識してくれない、もしくは認識してくれても問題があることが分かりました。

Pure Musicは、パネルにDrag&DropされたDSFに対して“Pure Music Bookmark.pmbmf”というファイルのパッケージを、当該DSFのフォルダ内に生成します。

Puremusic6_2

一番右下に見えるのがそれです。
そのパッケージを開くと

Puremusic7_3

Apple MPEG-4 オーディオファイルが現れます。(写真ではiTunesで編集した後なのでファイルのアイコンがアートワークのそれに変わっています)
それらをいちいち手作業でiTunesにDrag&Dropして、必要ならタグを編集しなくちゃいけない。(エェ、凝り性の私のことですから、全部編集してやりましたよ!)
それが上の図の一番右側、黄色い部分の内容です。


運良く最初からiTunesに認識されたDSFは、Pure Music BookmarkがiTunesのメディアフォルダの内部に存在してました。
本来はそこにあってはならない仕様のハズなんですけどねぇ。
バグでしょうかねぇ(。>0<。)


で、こんだけ登録してしまいました!


Musicbydsd


曲数は!


1287dsffiles

1287曲とか、ナニ考えてんねんオッサン!


後々の管理がやりやすいように、アルバム名の頭に《DSD》をつけたりとか、アーティスト名の後ろに (DFD ver.) をつけたりとか、ちょっと工夫してます。


DSFの管理にiTunesを利用するメリットは、iTunesの表示オプション(リスト・グリッド・アーティストリスト)を利用して直感的に楽曲を管理できることですね。
いったん登録しちゃうと、プレイリストも簡単に登録・管理できちゃいますから。


ちなみにFLACもiTunesのメディアフォルダ構成に倣って、こんな風に管理してます。


Flacplayer3_2

ホント、つまんねぇことに凝り性なんだよねぇ〜。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

2013年2月 9日 (土)

ならず者のDSD道

今日も昨日に引き続き(今朝の四時までやってたぞ)Pure Musicで遊んでいるジャイアンです!

このiTunesの設定をあらかじめこうしておいて

Puremusic7_2
このウィンドウにフォルダなりファイルをDrag&Dropすればいいんですが...

Puremusic3_2

iTunesに認識されてないアルバムが多数発生!!
責任者出てこぉ〜い!
(それともオレの理解不足なのか?)

それでも諦めないというか、トラブルが大好きな性分なので(この性分のおかげで飯を食えていた時期もあった)、今日になってあれこれ試していて、やっと解決方法を発見!
( ̄ー ̄)ニヤリ

iTunesに認識されてなくても、DSDファイルの階層にそれぞれ “ Pure Music DSD Bookmark.pmbmf ” というブックマークが配置されます。
これ、一見ファイルに見えますが、実はフォルダです。

Packageopen0

コンテキストメニュー(マウスなら右クリックか「control + クリック」、パッドなら二本指でタップ)を表示させ「パッケージの内容を表示」を選択します。


Packageopen1


すると、パッケージ(実はフォルダ)が開きます。


Packageopen2

このファイルを全選択し、iTunesのウィンドウにDrag&Drop!!


Packageopen3


これで無事に認識されますので、後は普段と同じようにタグの内容をいじって、管理しやすいようにしてみました。


Packageopen4

この最後の曲 “ Doolin DaltonDesperado (Reprise) ” で、ベースが思いっきり第四弦(一番低いE音)をうならせるのですが、じぇんじぇん気持ちよくない!
バリバリ!って感じで響きます。
構成は昨日と同じです。


オイ!


と思いまして、Audirvana Plusで同じ曲を再生させました。


Packageopen5


イイじゃん!


高域にはとっても透明感があるし、低域もグッと締まって心地いい響き。
ちゃんと聴ける。
では!とPure Musicに戻って、BUDA (HeadRoom Balanced Ultra Desktop Amp) とサヨナラして、HP-A8でTH900を鳴らしました。


イケるじゃん!


私の聴感上、Pure MusicはSDカードを使ったダイレクト再生に近いイメージをもちました。
う〜ん、やはり再生ソフトでかなり変わるのね!
ア!Pure Musicは何かインストールしてるんだっけ。


Channeldpad


この “ Channel D PAD ” というのがソレです。
こいつがPure Musicのキモになっているようです。


Audirvana Plusの再生音(例の構成でね)は、SDカードのダイレクト再生に比べると、うっすらベールが一枚被ったような音になるんですが、透明感や当たりの柔らかい響きがあって、聴き疲れしにくい音に感じられます。
なので、ついつい時間を忘れて聴き入ってしまう、果ては寝てしまうんですね。
個人的にはAudirvana Plusの音の方が好きだなぁ〜。
でもPure Musicもダイレクト感があってオモシロいし、時々ハッとするような音を奏でてくれるんですよねぇ。


とまぁ、今宵もこんなことして遊んでいるジャイアンでございました。
ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…


(ちなみに “ Desperado ” は「ならず者」という意味です)

DSD再生三昧の日々(再生ソフトの憂鬱)

なにもねぇ、こんなにDSD再生に拘るこたぁないだろうに、今日も今日とてDSD音源をHP-A8で鳴らしてるジャイアンです。
正確にはHP-A8でアナログ変換して、HeadRoom Balanced Ultra Desktop Amp を経てFOSTEX TH900を鳴らしているのですが...

こんな感じ。

Dsd

一つミソがあるとすれば、エルサウンドさんの“POWERSUPLLY for DATA USB CABLE”をMacProとの接続に使っていることでしょうか。
tx-USBさまはPCI変換ボードの昇天で使えないので、背面のUSBポートに刺してます。刺してますが、さしたる支障らしき支障は感じてません(笑うトコです!)

全く余談ですが、コイツらの下には

Omake1

不遇のLinkmanのLV-1.0(未だパワーアンプ部未装着)と裸のHA10mini、そのケースの試作品が。

私の足下には...


Omake2

これだけの未製作HA10miniが!
イツヤルツモリナンダイ、イッタイ!
今回はトランジスタもチョットいいのを奢ってる。
早く組め!っての、まったく > 自分!


はてさてHP-A8でのDSD over PCM 再生ですが、FOSTEXさんはOS XではPure Musicを推奨していたと思っていたんですが、今見たらそんな表記、どこにもない!
こちらの2.00β取扱説明書、最後の〈注意〉は興味深いです。
えぇ、再生ソフトによっては曲の頭がミュートされます
DSDファイルだけでプレイリストでも、曲の切り替わり時に、一瞬HP-A8がPCMモードに切り替わり、またDSD 2.8MHzに戻るという現象も現れますデス!
(どちらもPure Musicというソフトで顕著、Audirvana Plusでは改善されました)
こちらにはHP-A8の開発秘話も紹介されていて、興味深いですよ。
今のところメインプレイヤーソフトにはAudirvana Plusを使ってます。


Audirvanaplus1

74ドルもするんで、昨今の円安相場では少々お高い買い物になりますが(私は円高の時に買ったのだ)、Mac環境ではこれが今のところ一番安定して再生できるようです。


しかしUIがとっても味気ない!!


Audirvanaplus2

これ“J-POP à la carte”と名付けたプレイリストです。
ここにね、適当にDSDファイル入れたフォルダをDrag & Dropすると、とっても適当なリストができてしまいます。
なのでフォルダ(ディレクトリ)構成であらかじめファイルを管理しておくと便利です。


Audirvanaplus3
ね、意外に整理整頓ができるオジサンに見えるでしょ?( ̄▽ ̄)
でも部屋はグッチャグチャよぉ〜(;´▽`A``


で、HP-A8のようなDoPでDSD再生できるDACを再生機として『設定』で選ぶと


Audirvanaplus5
Audirvanaplus4

“Native DSD Capability” で “DSD over PCM standard 1.0” が選べるわけです。
後は好きなファイルを選んでプレイリストを作成するだけ。
あの素っ気ないプレイリストをね
複数のプレイリストを同時に表示させることはできません。
また、例えばアルバムの中の曲順をAudirvana Plusが自動的に認識して、曲番順に並べて表示してくれるなんてことはしてくれません。
リッピングに使ってるAudioGateに、そのような曲情報をタグに記載してくれる機能がないですし、今のところDSDに対応したタグ編集ソフトも見当たりません。
あれば相当便利なんだけどねぇ。


もう一つ、Pure Musicも持ってます。


Puremusic1

これも有料で、今日現在だと12,700円ととてもお高い!(store.kagi.com)
円高の時に買ったし、当時はそんなにしなかったように思うんだよねぇ。 (いつの間に値上げしたの?)


画像を見て頂いてお分かりのように、iTunesと一緒に使います。
Pure Musicを立ち上げると、必ずiTunesも起動します。
当初は(現在もですが)iTunesの高音質再生ソフトとして登場したからですね。
同様の機能は、上で紹介したAudirvana Plusにもありますし、BitPerfectの様な当にその為だけに開発されたソフトもあります。(今後はDSD再生にも対応するのかもしれませんが)


Pure MusicでDoPをさせるためには、少々苦労しました。
設定の方法が分からず、試行錯誤。
設定パネルが多いんだもん!
英語なんだもん!
Playback Audio DesignのMPD-3の “Pure Musicの設定方法” も見たのですが、出ているPure Musicのバージョンが古いじゃん!!(# ゚Д゚) ムッカー
ちょっとだけ参考になりましたが、後は最新の設定パネルと見比べながら「あぁかな?こうかな?」とやってる内に、なんか再生できるようになってしまった
┐(´д`)┌ヤレヤレ


Pure MusicではDSDファイルのエイリアスのように機能するAppleロスレスファイルを作成し、それをiTunesに認識させることで、iTunesのUIを活かしながらPure Musicの再生エンジンでDSDデータを送出できるようになっています。(なんて小難しい説明なんだ!)
ですので、DSDファイルのプレイリストもiTunes上で管理します。
しかしその前段階、DSDファイルの認識作業に時間がかかること、かかること。





Audirvanaplus3_2

の “My DSF MUSIC” を、まるごとPure Musicに読み込ませたのですが...


この状態から


Puremusic3
Puremusic4

この状態になるまで約2時間
私のMacPro (early2008) は2.8GHzのQuad-Core Intel Xeonを2個載っけて、8スレッド処理ができるのですが(なので二世代前とは言え、まだまだ現役バリバリ)、その8スレッドのほぼ全てがPure Musicにかかり切りになってもこの時間。ファイル数が1600程もあるってのも問題でした(ノ_-。)


さらに苦難はうち続きます。
さて認識されたDSDファイルはどうなるのか!
こうだ!!


Puremusic2

おい!
SHANTIに “Pure Music DSD Bookmark” なんてアルバムねぇぞ!!
しかも曲順ムッチャクチャ!
曲名の頭に数字が付いているのは、AudioGateでは曲順データをタグ付けできないことからの苦肉の策。
Apple LossLessファイルですので、アルバム名や曲順、アートワークなんぞをちゃっちゃと入れてやればいいんですけどね、曲数が多いととんでもない作業量です。
さらにこのDSDファイルのエイリアスとして機能するファイルはApple LossLessファイルなわけですから、iPodやiPhoneと同期させるとiOSデバイスに入っちゃうかもしれない。
なので、チェックを外して同期の対象外にしてやったり...(もっともBookmakはiTunesのメディアフォルダには置かれてないので《後述の作業を怠ってなければですが》外す必要はないかもしれない。ま、転ばぬ前の杖です)


Puremusic5

またDSDファイルをPure Musicに読み込ませる作業の前には、必ずコレをやっておかなければとんでもないことになります。


Puremusic6
この二つのチェックを


Puremusic7

外しておかなければなりません(英語で “Warnning” と注意書きが表示されて説明されてるんだけど、ソレを読み飛ばすとたぶん地獄を見ます)
これを忘れると、 “Pure Music DSD Bookmark” がiTunesのメディアフォルダにもコピーされてしまいます(本来はDSFの格納されているフォルダにあればいいファイルです)


以上、ザザァ〜っと紹介してきましたが、DSD再生環境はまだまだ発展途上だなと思わざる得ません。
KORGさんみたいに、専用ソフト、専用ドライバ、使用PC環境の限定ができれば、もっと簡便にできるんでしょうけど(とは言ってもAudioGateも決して使いやすいソフトだとは思えないぞぉ)


さぁ、コレを読んだアナタ!
それでもDSD再生やってみたい?


にもかかわらずDSD再生三昧の日々をおくるジャイアンでありましたとさ
ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

2013年2月 7日 (木)

DSDダイレクト再生に酔う(mama!milk編)

みなさん、mama!milkという音楽ユニットをご存じですか?

私は妻に誘われて行ったカフェで流れているのを聴いて、「変な音楽だなぁ、妙な和音だなぁ、でもいいかもなぁ」と思っていたのです。
そのカフェ自体がとっても奇妙で、そこにカフェがあると知らずに前を通ったら、まずソコがカフェでしかも営業しているとは誰も思わないです。
私も気がつかずに、前を通り過ぎてしまいました(最初だけね)

内装もオカシイ、独創的!


S1

テーブル席が5つぐらい、カウンター席が4席ぐらいの小さな小さなカフェです。
天井も壁もコンクリートむき出しで、おそらくオーナーがご自分でペンキ塗りをしたと思われる仕上がり。
普通なら天井裏に隠れているはずの各種配管もむき出し。
そっから無造作に、どこで見つけてきたんだと思うような照明器具をつり下げ、これまたどこで見つけてきたんだと思うようなテーブルに椅子。
全てに既存のような統一性がなく、でも店の雰囲気を一つも損なうことなくソコに存在している。
そういった、オーナーの感性がそのまんま具現化したようなカフェです。
オジサンにはついていけません。
でもお気に入りというか、私にとってはとっておきのお店です。
特別な奴しか連れて行きませんし(今は妻だけ)一人では行きません。


そこでiPodに音源を入れてBGMとして流していたのが、件の“mama!milk”


何度か通う内にお店の人にmama!milkを教えてもらい、最初に買ったのがこういったもの。


Fragrance of Notes

1fragranceofnotes


Gala de Caras


3gala_de_caras_2

Parade
2parade

ね!パッケージデザインからして一風変わってるでしょ!
中身はもっと変わってます。


最も最近のアルバムはコレ。Nude


Nude


とてもユニークな音空間を表現してます!
感性のみか?と言えばそうでもなく、先鋭的か?といえばどこか郷愁も感じる。
独善的な音じゃ?と思われる人いるかもしれない。(私は思わないけど)
ただ音楽することに尋常じゃなく真摯に向き合っているな!と思わせてくれます。
えぇ、尋常じゃないですね!
深い造詣と直感!
我が身を全てあずけるかのようにして紡ぎ上げる一音一音。
こんな素晴らしい音楽ユニットが、日本に存在してくれていることに感謝です。


mama!milkは基本、コントラバスとアコーディオン(他ピアノ・オルガン等の鍵盤楽器)の二つのみという、とてもシンプルな音楽ユニットです。
そこにゲスト・ミュージシャンを交えたりしてます。
テルミンまで出てきます。(電話の呼び出し音も入ってたなぁ)


その音楽の世界観を表現できる技量が私にはありません。
が、間違いなくスタジオ録音なんてしてないなと、素人耳でもわかります。
当然、ミキシングで音を重ねる、なんてことしてません。
あるときはホール。
あるときはライブ会場。
あるときはどこかの廃屋。


これなんて、間違いなく海辺で、しかも洞窟内で収録してますね。


Quietude


Quietude


遠くに航行する船のエンジン音が聞こえ、砂浜のさざ波の音、野鳥やカラスの鳴き声、風が枝を揺らす音、果ては収録マイクの前で歩いている足音まで入ってます。
でもそれらが不思議と音楽になってるんですね。


中には「いったい何をしてるんですか?」というような作品もありまして


MA-TTA


Matta

ライブ録音だと思うのですが、環境ノイズはそのまま入ってるは、碁石をジャラジャラ盤面上で動かしているような音が入っているは、“MA-TTA”というアルバム名どおり「待った!」と言いたくなるような一品です。


その他、他の音楽ユニットやミュージシャンとのコラボも積極的に行っていて、


Meets1_madoki_yamasaki


Meets2ginachrismamamilk

Meets3_yoshiyuki_toyoshima

なんてのもあります。
mama!milkのまた違った一面を垣間見ることができて、聴き応えもあって楽しいですよ。


今までCDを購入してきて(すでに廃盤で中古もあります)、「こういう音楽こそDSDでライブ録音していただいて、DL販売してもらいたいなぁ」とかねがね思ってきてました。
今回、手持ち光学ドライブの中でもっとも優秀と思われるブツを使い、AudioGateでDSFに直接書き出して、なおさらその思いを強くしてます。
mama!milkの音楽は、DSD再生環境が実現したらぜひDSDで聴きたいと思っていたんですよ。
そしたらもう、まさにどんぴしゃ!
PCM再生では味わえなかった空間を、存分に堪能できます!


などと少し調べたら、なんとすでに一部ライブのDSFでのダウンロード配信をototoyさんで始めてますね!
ココで試聴・販売、さらにご当人へのインタビューも掲載されています。


逸話を一つ。


最初にご紹介したカフェは、名前は伏せますが(教えたくない!)名曲カフェと銘打って営業してます。
mama!milkもココでライブをしてくれます。
一回だけライブのチケットを二枚、ゲットできました!
妻と二人で行くのを楽しみにしていたのですが、当時になって私の体調が大変に思わしくなく、妻の友人に代わりに行っていただきました。


狭い店内に椅子を40脚ほど並べてあったそうです。
さて演奏開始!
とそのとき、携帯でパシャッと撮影したお馬鹿さんが...
話を聞いて「オイオイオイ!ライブ台無しじゃん!そこで終わっちゃったんじゃないか?」と心配になりました。音を聴く限りそんな音楽ユニットですもん、この人達。
でもエライですね。
一分以上にも及ぶ静寂の時間を設け、一から集中力を高め、演奏を再開されたそうです。ご当人達からすればベストのパフォーマンスとはいかなかっただろうなぁと思います。ライブの空気を大切にする音楽です。オーディエンスも音楽です。それが「パシャッ!」じゃねぇ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


以上で「DSDダイレクト再生に酔う」シリーズは終了でッス!
最初からこのmama!milkをご紹介したかっただけのシリーズッス!
少しもったいぶっちゃったというか、途中でクソ音源を再リッピングでおニューに置き換えたりと時間もかけちゃいました。
かけた甲斐のある音になりました。


色んなソースをDSDダイレクトで、またはPCからDoPで聴きましたが、総じて聴き疲れしにくいです。
まだSDカードからダイレクトに再生させるときには、HP-A8のアンプを使うようになりました。HeadRoom BUDAのシングルエンドでは、低域の倍音成分が妙にノイジーにきこえることがあるんです。A8では起こりません。
逆にDoPだとA8のアンプでは物足りなくて、BUDAのお力を借りることになってます。
精緻に聴き込みたい時はSDカードでダイレクト再生、BGMとして聞き流したいときはPCからDoP、という風な使い分けになってます。


なんとも最後は地味な内容になりましたけど、このシリーズをアップするようになって、「DSD 再生」で検索して来られる方が異常なくらい増えました。
オーディオ・ファンの興味は、確実にDSDやハイレゾ音源の再生に集まりつつあるようですね。
ぜひ大人の皆さんには、そういったユーザーの声を丁寧に拾い上げていただいて、一過性に終わらないサービスや製品を提供して頂きたいものだと思います。

2013年2月 5日 (火)

手持ちヘッドフォンアンプ大放出祭!(据置もあるヨン!)

前回の大放出祭からさほど時もおかず、無謀にも

再度大放出祭を開催します!

二つばかり応募条件を加えさせていただきますが、最後まで読んで頂戴ね!ヽ(´▽`)/

まずはコレ!
前回、一人取り残された不憫なCORDA StepDanceちゃん!

Stepdance1
Stepdance2
Stepdance3

いい音するんすよぉ〜、コレ!
美音系とは言いません。
敢えて言えばアグレッシブな音”
背景が黒いので、なおさら音が引き立ちます。
特にヴォーカル曲とのマッチングは、とってもグゥ〜!
さぁ、もってけドロボウ!!凸(`、´X)

次に控えしは“Nuforce icon HDP”です!

Nuforce1
Nuforce2
Nuforce3
Nuforce4

ヘッドフォン・ジャックのあたりにちょっと擦った痕があるかなぁ、ぐらいの状態です。
私がPC Audioをやりたくて、初めて買ったデスクトップ用のヘッドフォン・アンプです。もちろん正規輸入品です。

Nuforce5

備品は“ACアダプター”“電源コード”“USBケーブル(未使用)”“ステレオ・ミニからの変換プラグ(未使用)”で、全て揃ってます。

Nuforce6

取説、元箱など全て揃ってます。
2年前に購入したのですが、使ったのは約五ヶ月。

HeadRoom三兄弟を購入したのを機にお蔵入りになってしまった不憫なヤツです。


久しぶりに動作確認もかねて鳴らしてみました。
USB入力は24bit/96kHzまで対応で、まぁそつなく鳴らすUSB-DAC付きヘッドフォンアンプだなぁと言った印象。
コレ買うのにかなり調べまくって、某雑誌で複数人のレビュアーが揃って高評価を与えていたのが決め手になったんですが、私の期待には今一つ応え切れてくれませんでした。
しかしコイツにはCoaxial入力もついてます。しかも24bit/196kHz対応です。
HP-A8から48kHz音源に四倍のUp-SamplingをかけてS/PDIFで突っ込みました。


アァ!至福の音!


おかげで一度は手放すのをやめよう!と迷いましたが、よくよく我が家の環境を考えてみると、この子の居場所がないんですね。
それでもうこの“至福の音”は、それを求める方にお譲りしようと硬く決意した次第です。


個人的には、ぜひUSB-D/D Converterとの併用をお勧めします。
M2TECHのHiFaceなど、コスパが高くてヨロシイのではないでしょうか。
またボリュームをMAXにすることで、背面のRCAからライン出力も取り出せます。
パワード・スピーカーやスピーカー・アンプに繋いで楽しんだり、お好みのヘッドフォン・アンプで楽しむこともできますね。


さてさてさて、最後の最後に控えしはぁ〜!


HeadAmpのpico USB DAC/Ampです!


Pico1
Pico2
Pico3


ACアダプターは元来付属していたものとは違うかもしれません(日本語だしぃ)
でも、コレでちゃんと充電できることは確認しています。
また大きさ、重さから考えるに、トランス式ACアダプターだと思われます
(型番から検索をかけてみましたが、詳細は分からずじまい)
このpico USB-DAC/Ampにはシリコン製の足も付属していますので、このACアダプターとの併用で、デスクトップ・ヘッドフォンアンプとしても十分に利用可能!
動作確認もかねて久々にならしましたが、USB入力の音は素晴らしいですね!
(他のサイトで“ショボイ”などとの酷評もありましたが、音源が“ショボイ”んじゃないの?と思っちゃいました)
USB-DACで使用した場合、手持ちのEdition8でボリューム位置が9〜10時あたり。
ライン入力では12時あたり。
一緒に撮り忘れたのですが、専用のレザーポーチも付いてます。


Pico5_2
Pico4


ですので、これも備品一式全部揃ってます。
元箱に入れ、さらに外箱で多い(他のブツもそうします)お送りいたします。
実は既に梱包済みです(o^-^o)


Konpou


私が思うに、最後に紹介したpico DAC/Ampが一番の掘り出し物のように思います。
表面の塗装処理も素晴らしく、所有するだけで何か心満たされるものがありますね。
picoに限らず、三品それぞれ、ぜひ末永く愛用していただける方にお譲りしたいと念願しております。


さて、応募の締め切りですが2月10日(日)23時59分とさせていただきます。
そして応募条件ですが、前回の条件に二つ新たな条件を加えます。


購入希望価格を必ず明記下さい。

購入希望動機(なぜコレなのか?)を必ず明記下さい。

●応募は私のTwitterアカウント @mark_create のフォロワーさんに限らせていただきます。新たにフォロワーになっていただいて、ご応募いただいても構いません。

●支払い方法は普通銀行かゆうちょ銀行のいずれか、購入者の都合のいい方の口座にお振り込みいただきます。その際、振込手数料は購入者負担でお願いします。

●支払いが確認とれ次第、速やかに発送手続きをさせていただきます。業者はクロネコヤマト。送料着払いでの発送を基本とさせていただきますが、元払いでの発送を希望される場合は、お支払いの前にお知らせください。送料込みの代金をお支払いいただきます。

●応募は18才以上の方に限らせていただきます

●応募方法はTwitterでのDMか、このサイトのリンク先メルアドまでお願いします。



以上の条件をご了解いただける方のみ、ご連絡ください。


新たな応募条件を加えたことについて、少々説明させていただきます。
Twitterのフォロワーさんに限ったのは、その方が後の連絡が楽ですし、変な業者が紛れ込んでくる可能性が低いと考えたからです。
単に金額による入札に寄らずに購入動機を第一優先事項として購入者を決めさせていただきますが(前回は二名からしか連絡がなかったので、そのままお譲りしましたが)、そんな私の意図を逆手にとって一儲けしてやろう、などと考える不埒な輩は必ずいます
私はオーディオを愛する人にお譲りしたいのです。その意味からもTwitterのフォロワーさんに限らせていただきました(フォロワーのほとんどがオーディオがらみだしね)


年齢制限を加えたのは、一つにはよくある「何かあったときに責任の所在を相手に問えない」ということもありますが、それがメインの理由ではありません。
18才未満となれば、多くの方は学生さんであり、親の扶養下にあります。
そして、家それぞれに教育方針とかあるわけです。
そこに大人であり、赤の他人の私が、ズケズケと土足で入り込むようなことはしてはならないと考えたからです。



この条件があるばかりに「欲しくても応募できない!」と嘆いているあなた!
そう、あなたですよ!

それも青春なんですよ!
その悔しさをバネにして、自身を鍛え、将来もっといいアンプを買って私を見返してやろう!ぐらいの根性を持っていただきたいものです。


あぁ、最後はオジサンの説教になってしまった!(*´Д`*)


とまれ、今回は応募期間を長めにとりましたし、私が「誰にすればいいんだい?」と悩むぐらいに多数のご応募をあることを期待しています。
またご応募いただきました方には、応募いただいた時点で必ず応募受領の連絡をいたします。
応募受領の連絡がない場合は、何らかの事情で私のメールなりDMが届かない状態になっていると思われます(特に携帯アドレスから応募いただく場合)
その際はお気兼ねなく「どんなってんやぁ、ゴラァ〜!ワレは偽善者面した悪徳業者かい!」と問合せ下さい。


以上、皆様からの多数のご応募、心よりお待ちしております!

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