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2014年3月20日 (木)

田舎バンザイ!

あるところにはあるもんですね!
何があるって、真空管のビンテージ品です。
しかも新品・未使用品です!


見つけたのは、私が暮らす地方都市にある「ミノル無線」という老舗。
先代は短波ラジオ受信機とかハム無線機とかを中心に扱っていたはず。
昔々、私がまだ高校生の頃ですから40年近く前に訪れたことがあるはず。
何の目的かは忘れましたがね。


今日は通院日で駅前まで出てきていまして、たまたま駅の近場で飯でも食おうとこの店の前を通りかかったんです。
いつもなら気にもしないんですが、きょうはたまたま時間もあるし、みるとオーディオばかり並んでるし、冷やかしで終わってもイイから入ってみようと扉を開けたんです。
DENNONさんのアンプとかLUXMANのアンプとかが多かったかな。
オーディオショップにしてはアキュフェーズは置いてないんだなと、ちょっと不思議に思った。

そんな私の目に、あのオレンジ色のCarot Oneが飛び込んできた。
あらまぁ、こんなハイカラなブツも扱っているのね。
そんな調子だから、扱っているアンプの大半は管球式。


ものは試しだと、70代とおぼしき店主に尋ねてみた。


421Aはありますか?」

「421Aねぇ、確かあったはずだぞ!」


421Aと言っただけで通じるとは、田舎にあるまじき店主です(^-^;
と、お店のそこかしこに置かれている段ボールの中を漁り始めます。
3つ目か4つ目の段ボールを漁ったところで....


「ありました、ありました!」


とでてきたのが、コレ...




421a1




何の飾り気もない黄ばんだ白い箱の蓋に“WESTERN ELECTRIC 421-A”と印字されています。


「コレ、未使用の新品ですよ」と店主。



エ?
新品?!
421Aで?!
しかも二本も?!
マジ?
ウソでしょ?
でももし本当なら、お宝だわよ、コイツは!(* ̄ー ̄*)


店主曰わく、相場を知らない。
ならばとその場で検索。
ハイファイ堂さんで、中古二本で4万円。


「店主、これでいかがでしょう?」

「いいですよ」


ハイ!商談成立!( ̄▽ ̄)
まぁ、後から見て分かったことですが、当然の如くマッチングされてないし、なによりもシリアルが違う。
シリアルが違うと言うことは、製造時期が違う。
そこを突いてもう少し勉強してもらうこともできただろうけども、それよりも何よりも、こんな田舎の小都市で、421Aの新品に邂逅できたことに、私の心は完全に浮き足立っていたのだ



さて、ブツを拝見...




421a2





はい、右側の方が若干、ロゴがかすれてますね。
全体的に右側の方が、印刷が薄いんです。
このことからも、この二本は製造時期が違うことが分かります。
コチラの写真で、印刷されているシリアルがよりはっきりと見て取れます。




421a3




ピンの先端の形状も、6526の方は丸く、6952の方は若干鋭くなっています。
421Aという印刷も、左右で違いが見て取れます。
さらにです、接点であるピンを見ても、樹脂製のセンターを見ても、全く擦れた跡が見当たりません。
完全未使用品です!( ̄ー ̄)ニヤリ


それは同時に、動作を確認していないと言うことでもあるので、一週間の動作保証を付けて下さいました。
ありがたや、ありがたや!


店主のお話を色々聞いていると、昔は親父の商売を継ぐのがイヤで、都会でトリオ(現ケンウッド)で営業をしていたそうな。
しかしお母さんが亡くなり、残された親父さんを心配する周囲の親戚からたしなめられて、職を辞して帰郷し、現在のお店を継がれたそうです。(この辺のいきさつは、私も同じ)
でも現店主は無線機には全く興味がなかったので、自分の代になってから、完全にオーディオに路線転換をしたと、そういうわけなのだそうです。

またアキュフェーズを扱っていないのも、店主がトリオの営業職だった頃にはまだ存在さえしていなかった新興企業という感覚があるからだとか。
さらに話を聞くと、トリオの創業者が、より高級でハイクォリティなオーディオ機器を製造したいと起ち上げたのがアキュフェーズ。
だからたぶん、店主の頭の中は70年代のままで、アキュフェーズはいまだに格下企業なんだと思います。


さて、お話を421Aに戻しましょう。

まずは真空管の接点に形成されているかもしれない酸化皮膜を除去。
さらに、店主がベタベタと素手でさわっていた真空管表面をエタノールで吹き、皮脂を除去。(皮脂が残っていると、真空管のガラスが割れる原因になるんです)


その上で、WOO AUDIO WA2にインサート!




421a4




無事に音は出ました!
まだまだ音をレビューするには時期尚早ですが、明らかに今まで使っていた管球とは趣の異なる音がします。
力強いです。
ゴリゴリと力強いです。
しかし、その力強さが微細な表現をスポイルしているようには感じません。
コアとなる音像から、四方八方に向かって音が響き渡っていきます。
少々の荒っぽさを持ちながらも、よく弾む響きです。
そんな感じがします。


発熱量だけを言えば、今まで使ってきた中で一番です!ι(´Д`υ)アセアセ


また時をおいて、コイツのレビューをしたいと思ってます( ̄▽ ̄)


余談ですが...
ここの店主、ハイファイ堂さんとも懇意で、取引もあるとか。
こんなところでハイファイ堂さんの名を聞くとは思わなかったわ\(;゚∇゚)/

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