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2016年1月18日 (月)

ラズパイDACを鳴らす 〜ポータブル編 その三〜

昨年暮れ来、動作が不安定になっていた私のMac Pro (Early 2008)。
症状から「これはきっとメモリのドーターカードに、導通性のあるホコリが付着してるな」と推察しまして、このクソ重い機体をラックから引っ張り出して降ろしました。
そして側板を外して、エアーダスターで目につく部分にエアーを当てる。
それだけで、症状は解消!
(大汗かきました)


私が住んでいる地域には、私の住居からさほど遠くないところに、大規模な製鉄所があります。
往時は世界一の生産量を誇り、確かウルトラマンエース第一話の舞台ともなり、超獣ベロクロンによって私の街はコテンパンに踏みつぶされたのでありますw
(私が住んでいる土地から見える湾を挟んだ対岸の景色がいきなりテレビに映ったので、当時はみんなビックリw)



その
超獣ベロクロンに踏みつぶされたからではありませんが、この辺の空気中には導電性をもった塵の量もハンパなく、PCなどは一年に一度はキレイに埃を吹き飛ばさないと、必ずと言ってイイほど誤作動を起こします。(最悪壊れる)
一時期、空気のキレイな島に住んでいた時は、こんなことはなかったんですけどねぇ〜w



その時に撮った一枚...




Heatsink_mac_pro




巨大なヒートシンクですねぇ〜(@Д@;
その右側にチョット見える青色の基盤が、メモリが載っかっているドーターカードです。
Mac Pro (Early 2008)は、このメモリがバカみたいに高い!
今でも高い!(つд⊂)エーン


さて、お話をポタアンに戻しまして...


昨日、書き忘れましたが、フルディスクリートなヘッドホンアンプを、手軽にお安く調達しようと思えば、マルツで売ってる「ヘッドホンアンプ基板モジュール完成品【LV1-HPAM】」 を使うという手もあります。
I/Oとボリューム、それに電源とケースを用意してやる必要はありますが、それでも1万未満で立派なフルディスクリートなポタアンになるんじゃないかと。
現状、最もお安く、気軽に調達できる方法じゃないでしょうか。
ちょっと工作する技術と気力は必要ですが。

この基板とラズパイと適当なI2S DACを一つのケースにコンパクトに収められれば、高音質なポータブル・オーディオ・システムの完成!
誰か挑戦されません?(もうしてるかなぁ〜?)


かくいう私は、そういう自作の道には、もう足を踏み入れません!
手持ちのトラペジウム(β)とモノリスで、満足します(させます!w)




さて、ラズパイDACをモバイルバッテリーとポータブルHDに接続し...




Raspberrybattery

Raspberrydac





トラペジウム(β)とモノリスにラインアウトを放り込んで鳴らすのですが、その前に、トラペジウム(β)とモノリスの大きさ比較...




Trapeziumumonolithcompared_1


重ねると、こんな感じで...

Trapeziumumonolithcompared_2




並べると、こんな感じ。
モノリスになって、ずいぶんと小型化されてます。
その理由は、内部を見ればよく分かる。


トラペジウム(β)の内部は...




Trapeziuminside_0




基本基板の上にアンプ基板が載っかっておりまして(SrNo.73ですw)、アンプ基板をを外すと...




Trapeziuminside_1




Trapeziuminside_2





コレ、全部手ハンダで組み上げてあるんですよ!
材料費だけで、売値の半分を占めてたはず。
その上に、この手間でしょ?
もう、儲けなんかナイ!w



そして、モノリスの内部は...




Monolithinside




実装部品のほとんどが、表面実装パーツ。
そりゃ小さくなるわけです!
でも取扱説明書には「据え置き高級ヘッドホンアンプ等に使われている回路と同規模のディスクリート構成を採用しており、非常に小型 ながらも高音質の環境」と書かれております。(確かに音を聴いて私も納得)
モノリスは現在、在庫僅少の「パーツ実装品」と「基板のみ」、そして「モノリス用のケース」が売られているだけ。
HA10-miniを自作できる人なら、コレも作れるかも...
私は嫌ですけどねw
チップ抵抗とかキャパシタとか、迷わずキレイにハンダ付けできる自信がネェ!(;´д`)トホホ…


この二つに共通していて、そして私がとても感心しているのは、どちらも規格品のリチウム・イオン電池を採用し、しかも充電回路を備えていること。
別途、充電器を準備する必要もなく、ましてケースを開ける必要もなく、充電用のACアダプターを接続してやれば充電してくれる。
満充電になれば、勝手に充電回路が閉じるという念の入れよう。
そして、採用されてるリチウム・イオン電池は、へたって充電できなくなっても、規格品なので調達が容易。
音以外で、この部分のポイントは高いなぁ〜と、私は思うのですよ。
(HP-P1とかiBasso DB2とか、とっくに内蔵リチウム・ポリマー電池が逝っちゃってるブツがあるんだけど、交換のためにはメーカーに送らなきゃいけない。そのコストと手間を考えたら、Sound Potionさんのこのアイディアは素晴らしいと思うのです)



音と関係のないことを、長々と書きました。(すいません)


トラペジウム(β)とモノリスを比べてみると、(私の場合は)モノリスはオールラウンダーだなぁ〜という印象です。




Monolithoutlook






例えば椎名林檎と斉藤ネコさんの「平成風俗・大吟醸」(e-onkyoで買った24bit/96kHz版)で「パパイヤマンゴー」を聴いて、この子の凄みが良く分かりました。



Daiginnjo




ブラスセクションが非常に効果的に使われてるアレンジなんですけど、そのブラスの響きが絶妙に気持ちいい!
音の粒立ちが鮮やかで、聴いていて胸のすく鳴りっぷり。
(書き忘れたけど使用ヘッドホンはe9とTH900)


同じアルバムのボーナストラックになっている「カリソメ乙女[DEATH JAZZ ver.]」になると、様相は一変。
コッチにはトラペジウム(β) の方が合う!

Trapeziumoutlook






搭載されてるアンプがβだからでしょうね。
とても音が煌びやかになって、女性ヴォーカルなんてうってつけな感じなのです。
そして「カリソメ乙女[DEATH JAZZ ver.]」はタイトル通りジャズなアレンジで、ビッグバンドジャズっぽいブラスサウンドが堪能できるのですが、コッチのブラスは「パパイヤマンゴー」のそれとは全く真逆の味付け。
響きよりも、ジャズっぽいノリ!
モノリスではちっとも面白く感じないブラスの音が(それでも十分にいい音なんですよ)トラペジウム(β)だと煌めいて聞こえる。
気持ちが良いのです!





だいたいの傾向性として、モノリスにはクラッシックとかジャズとか、音源が本来もつ響きを大切に聴きたい時に重宝する感じ。
トラペジウム(β)は、ヴォーカルものとかロックとか、その辺に合いそうな感じ。
鳴らすヘッドホンによって、同じ曲でも、使いたいアンプが変わってみたりして、面白いです。
また古いアナログ録音のクラッシックの24bit/96kHzリマスターを聴いてみたら、トラペジウム(β)の方が気持ちよかったりとか、一概には言えんなぁ〜と感じてます。




CDを製作する度に時間と金をかけまくり、ゴージャスに音を重ねまくり、予定通りにCDをリリースしたことのないサザンオールスターズの「イエローマン」も鳴らしてみたのですが...




Yellow_man





この「どんだけふざけてんねん!」という曲をラズパイDACとトラペ/モノリスで鳴らしてみて、「ここまで手を入れてますかぁ〜!?」と改めて驚かされました!
始めて聞こえた音とかふんだんにあって、「今まで何を聴いてきたんだろう?」と驚いてますw
(AirPlay再生だと、これが分かりづらい。CD品質の音源でも違いは明か。使うプレイヤー・アプリによっても違うけど、やはりダイレクト再生だなと痛感した)




以上、誰のためにもならない、ほぼ自己満足的な「ラズパイDACをポータブルで聴いてみた」編ですが、ラズパイDACのポータブル運用、とても気に入りました!
「ラズパイからUSB出力」も楽しめるよう、環境は残しておきます。
でも、たぶん、ほとんど出番がないかとw
それぐらい、ラズパイとI2S DACの組み合わせには参りました<(_ _)>
またトラペジウム(β)とモノリスの使い分けも気に入ったので、この二つを重ねちゃうことに...




Trapeziummonolith





もうキャリング用ポーチまで用意しちゃってますw(もうどこまでも多段バカ一代!重ねないと気が済まないw)
本当にこの二台をもっていて良かったなぁ〜と、ラズパイDACを鳴らすようになってつくづく思っているジャイアンなのであります!(ロ_ロ)ゞ

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