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2016年3月25日 (金)

Own Risk, Own Sound

昨日のエントリーで穴を開けたラズパイDACですが...




Rpi2temperature_1





あの後、連続稼働をさせておりますが、40度あたりをうろつく安定ぶり。
鬼門となりそうな夏になっても、この安定ぶりを発揮してくれるのか?
温度が上がって不安定になるようなら、また穴を開けるまでですがねw



さて、熱問題の次は「音質」です!
なにせ、電源周りにOS-conをこれでもかと、てんこ盛りしちゃいましたから...




Soldering_04





音の主張がゴリゴリと強烈で、このままではポータブル運用で必須のヘッドホンでは、聴き疲れとなりかねません。
音は面白いのに、その音を聴くのが苦痛とか、ありえへん!



ちなみにコチラの方は...




Soldering_05



Soldering_06





据え置き環境で、目の覚めるような音を奏でてくれてます。
さっきもEaglesの “Eagles” で、ビックリしたばかりですw



で、まず試したのは、Volumioほーりー改




Volumiologinscreen





テザリングで使用してる図は...




Volumioplay





普通のVolumioのプレイ画面ですが、ココが違う...




Volumioi2ssetting





詳しい解説は、本家本元をご覧いただくとして、音には好感を持ちました。
なにせ、この状態のSabreBerry+をVolumioで出すと、大蛇がとぐろを巻ながら這いずり回っているかのような強烈な低域の響きの上に、中高域が載っかっているような印象を持ちます。
もの凄く押し出し感の強い音です。
そんな、素のVolumioだと聴き疲れしちゃいそうなその音の角を、いい塩梅に削いでくれるような印象。



でもです、このVolumeほーりー改には発展性というか、今後のアプデは保証されていません。
その点だけが、私の中では不本意。
よって不採用なのであります(ゴメンナサイ、ほーりーさん!)



次に試したのはrune audio




Runeaudiologinscreen





ベースとなっているLinuxが、Volumioとは違うArch Linux

『「シンプリシティ」、ミニマリズム、エレガンスさ、コードの正しさに焦点を当てて開発されている』とウィキにも書かれている、ベースとなっているLinuxの特徴からか、起動もシャットダウンもとにかく早い!
で、そのプレイヤー画面なんだけど...




Runeaudioplay





ベースはVolumioのUIだけど、音源ファイルのメタデータからサクッと画像を引っ張ってきて、アルバムアートワークを(ほとんどの場合)ほぼタイムラグなしで表示してくれる。
コレには驚きました!w
音楽再生にアートワークなんて本質的には必要ありませんが、あった方が分かりやすいから、私的には助かるしね!



そして、基本のLinuxが違うと言うことは、Volumioで得た知見を、そのまま使えないケースがままあると言うこともでもあります。
ありますが、使用しているプラネックスのWi-Fiドングルの省電力機能の無効化もできた(もともとそうなっているのかい?)
そもそも、ほとんどの設定が、Web UIからできるようになっている。
例えば、自宅の無線LAN環境と、出先のiPhoneを使ったテザリング環境の2つの設定も、Web UIからできる。



ターミナルは使ったが、SDカードの空き容量にパーティションを切ってFAT32でフォーマットして認識させ、/mnt/USBとして起動時に認識させることもできた。
できたし、認識されているのもWeb UIから確認できるのに、Library Brwser画面には...




Runeaudiolibrarybrowser





USB storageとして表示されるのは、RPi2のUSBに刺したSanDisk 128GB USBメモリだけ。(ただひとえに、私の知識がないが故)


でもまぁ、この程度なら許せる。
何せ128GBのストレージを刺してるんだから、今さら16GB SDカードの空き容量ぐらいでグダグダ言う必要もないんだよ。



音は、私の好みから言えば、ちょっとハイ寄り?
でも、DACの素の音の低域がスンゴイことになっているから、気にはならない。
バランス的には、この程度が聴きやすくて、最適解にも感じられる。



でも、テザリングで使っていると、すぐにコネクションの更新状態に陥って、せっかくの操作が「振り出しに戻る」状態になっちゃう!
そこが一番の不満点!
(Wi-Fiルーター下では問題ナシ)
なんてったって、ポータブル運用が大前提なんだからさ。
テザリング環境だと、せっかくの操作がいちいち振り出しに戻されるなんて、面倒で使えないじゃないか!



と言うわけで、音的には未練を残しつつ、テザリングで使い物にならん!という判断で採用却下!



次はmoOde Audio Player




Moodeaudiologinscreen





コイツも、巷で話題になっているくらいだから、本当によくできている!
ベースとなっているLinuxはVolumeと同じだけども、Volumioには似ず、ほとんどの設定がWeb UIから可能。
例えば、SDカードの空き容量の利用だって、Linux用ファイルシステムの拡張になっちゃうけど、Web UIからボタン一発で拡張可能!




Moodeaudiosetting

(その下には、USBからの出力電力アップの設定ボタンも見える。致せり尽くせりだよね!)


こうやっておいて “SET” をタップして再起動させてやれば、ライブラリーのブラウズ画面に “SDCARD” と表示される。
リモートでログインして、fdiskとかpartprobeとかmkfs.xxxx(xxxxはフォーマットによって変わる)とかを実行したり、/etc/fstabを編集する手間がない。
(特に/etc/fstabの編集でミスると起動すらしなくなるから厄介だ。だから必ずSDカードのバックアップをとってから/etc/fstabを弄るようになった。経験者は語る)
後は(私の場合は)MacからSambaを使って、LAN越しにファイルを転送させるだけ。
(さすがにプラネックスのUSB Wi-Fiアダプターの省電力機能の無効化まではWeb UIからはできないので、そこはリモートでログインして設定した)




唯一、気にくわないのはネットワークの設定で...




Moodeaudionetwork




複数のWi-Fi接続を設定できないこと。(runeはできる。偉いぞrune!)
いちいち有線でLANにぶら下げた状態で、この画面から任意の無線LANに接続させて設定させなきゃならない。
それってさ、お外で使おうと思ったら、出かける度にこの画面から、iPhoneのテザリングに接続させて設定させなきゃならないってことだぜ。
でもってさ、帰ってきたら、今度は自宅の無線LAN接続の設定をやり直さなきゃならない。
イヤだよ、そんな大きな一手間!



リモートでターミナルからながめたら、この画面の設定内容は “/etc/network/interfaces” にカキコされることになってる。
しかもpsk(パスワード)もハッシュ化されることなく、裸のままで。(気持ち悪いよね)



せっかくVolumeと同じLinuxがベースなんだから、Volumioでもやったように “/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf” を作成して自宅とiPhoneテザリングの設定を2つとも書き込んでおいて(ハッシュ化させてる)“/etc/network/interfaces” には “wpa_supplicant.conf” を読むように書いてやればいい。

要は(私の場合は)Volumioの内容をコピペすればいいだけということ。
それだけで、サクッと複数のWi-Fi環境でシームレスに使えるようになった!




Moodeaudioplay






コイツもアルバムアートワークを表示するんだが、これは音源ファイルと同じ階層に “folder.jpg” を置いているから。
runeのように、メタデータを読むまでの機能はない。



で、一番感心したのは、Volumioでもそうだったし、runeではそれが故に採用を却下した「テザリング環境下でのコネクション更新状態」からの復旧がめっちゃ早い!
Volumioでもruneでも、この罠にはまると、一切の操作が「振り出しに戻る」んだけど、moOdeにはそれがナイ!
ポータブル運用では、この点のアドバンテージはデカい!




音質は、巷ではVolumioとruneの中間的な評価がされているけど、ウン、確かにそんな感じかなw
何にしても、音の主張が強くなったSabreBerry+には、VolumioよりもmoOdeの方がいいように思える。
なので、SabreBerry+は当面、moOdeで鳴らすことにする!




こんなことを続けていて、ふと思ったこと。
そして、もしかしたらもの凄く大切なポイント。
それは...




お仕着せのハイレゾDAPじゃ、こんなマネはできない!




全てが自己責任のラズパイDACだけどさ、その分、思いっきり自由なんだよね!
ハードとソフトのバランスを、ユーザーが自分で決められるんだ。
トライアンドエラーは必要だけど、その手間を楽しめるなら、コレは非常にエキサイティングな経験だ。
そして、世界にひとつしかない、自分のためだけの音を作り出せる。
Own Riskであるが故のOwn Sound。




それって、良いんじゃなぁ〜い!ヽ(´▽`)/


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