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2016年10月26日 (水)

気がついちまったものはしょうがない

このジャイアンという人種は、いったん気になり始めると、トコトン気になり始めて、遂には自分で確かめねば気が済まなくなるという、オーディオ沼においては「自ら沼にはまりにいく」習性を遺憾なく発揮するのでございます。
まぁ、ここ最近は、そうした習性を意識して抑制してきた日々でした。



しかし、しかし今回は、その抑制が効かなかった!
そして本日、私の手元にはこんなものが届いたのであります!


Msberrydac_1




もうそろそろ懲りると言うことを知ろうよ、ジャイアン!
と自分に言い聞かせたくなるところですが、何はともあれ、このブツのお話です。
コイツ、かの有名なnabeの雑記帳(今までどれほどここの情報にお世話になったことか!ここで勝手に御礼を申し上げる次第です!<(_ _)>)を営むnabeさん謹製のRaspberry Pi用 I2S DACカード、msBerryDACです。




詳しいお話に移る前に、ちょっと時間軸を巻き戻します。




私が、たかじんさん謹製SabreBerry+の音に歓喜していた頃、nabeの雑記帳さんのこんなエントリーに出会いまして、SabreBerry+の音で歓喜していた私は、頭に冷や水を浴びせられたような気がしたのですよ。



でもです、でもでもです、時を同じくしてたかじんさんとこでは、既にRaspberry Pi上でマスターモードで動かせるDACカードを開発中だったのです。
それがSabreBerry32なわけですが、つまり私にSabreBerry32を買わせたのはnabeさんのようなものだった、という訳なのです!(そういう人、多いと思いいます)
で、何ロット目だっけかでやっとSabreBerry32を買えるぞ!って時に、ビスパさんのサイトで、nabeさん謹製のmsBerryDAC依託頒布が開始されたのに、偶然気がついちまったのですよ。




エェ、気がついちまった...
気がついちまったんですよ、この悪食な習性を持つジャイアンが!





しかも、それに載ってるDACチップが、バーブラウンのPCM5122。
以前の一連のエントリー、「ラズパイDAC 〜隣の芝生は青いのか?編〜」で取り上げたI2S DACカードにも、同系列のPCM5102Aが載っかってまして、当時、コイツの出音を痛く気に入っておりまして、長らく自宅の据置環境の頭に鎮座していました。
(それでもこの時は、このカードが出す音が気に入らなくて、PCM5102Aのスペックシートを読み込んで、主にコンデンサをいじくり回しましたが。だってDACチップへの電源の扱いがぞんざいなんだもん...ついでに言うと、この時に取り上げたカードは、ブリッジ基盤を介してBeagle Born Blackに載せることもでき、その際はマスターモードで駆動させることができる、と言うか、元々はそっちが目的で開発されたようなカードです)
なんて言いますか、ESSのDACが「端正な音」を紡ぎ出すとすれば、PCM51xxの音は「艶っぽい音」を響かせる、って感じ(あくまでもジャイアンの脳内イメージです)
それと同系列のDACチップ搭載ですから、嫌でも期待が高まるっちゅうもんです。




で、つい先日のエントリーで、コメント欄に「msBerryDAC (HPA)付きで私は満足しています」という、えへへさんからの挑発(と勝手に私が判断した)発言がありまして(w)、とうとう「なら聴いたろうかい!」となったのであります。(アァ、なんて単純なジャイアン...)




で、今日届いたmsBerryDACをさっそく鳴らしながら、このエントリーを書いていますw




くだんのDACカードのDACチップあたりを拡大して見ますと...

Msberrydac_2





PCM51xx系は片電源でも動作するように、チャージポンプでもって正負両電源を自己生成する機能を備えています。
ついでにクロックも自己生成するPLLも備えています。
つまり、設計者からすれば回路設計がやりやすい、利便性の高いチップだということです。


でも、このmsBerryDACでは、そうしたPCM51xx系の利便性を完全無視!
利便性よりもPCM51xxらしい「良音」を求め、チップの電源投入箇所に近い場所で、正負それぞれの電源を低ノイズで生成し、オーソドックスにしてスペックシートにも「そうしろ」と描いてある電解コンとフィルムコンの抱き合わせでパスコンを形成して電源を(デジタル部とアナログ部も別々に)投入しています。
もちろんマスターモードで動作させることが前提ですから、チップのすぐ近くに44.1kHz系と48kHz系のクロックを置き、その近くにクロック用の電源回路とパスコンをおいて...



つまり、DACの肝とも言える電源品質には、抜かりがないということですね!



裏から見ると、こうなっていまして...




Msberrydac_3





コンデンサが「これでもか!」と盛られています。



SabreBerry32を外しましたので、ついでに両者の裏面を並べて、見比べてみました...




Msberrydac_4





たかじんさんのDACカードも、電源にはたいそう気をつかって設計されていますが(と、私もチャンと分かって書いている訳ではないのですがw)、見た目はこんなに違う!
「GNDは太く短く」のnabeさんと、「ベタGND」のたかじんさん。
(「ベタGND」ではなく「配線パターンが極限まで太く」した結果だそうです。詳しくはコチラを)
この見た目の違い、基板製作の発注先も違うのでしょうから、お二人の設計思想の違いだけが原因とは限りませんが、それにしてもオモシロいですね!
(たかじんさんは「理想的には電源の銅箔面積とGNDの銅箔面積は『1:1』という信念」で回路を設計されているそうなので、これは明らかに設計思想の違いかも知れませんね)
(って言うか、たかじんさん、ココを読みました?(@@;))



そしてそして、時を同じくしてたかじんさんのサイトでは、PCM5102Aをマスターモードで駆動させるBeagle Borne 用 32bit DAC基板 B-4 DACの情報が...
(でもさすがに、今、Beagle Borne Black/Greenに手を出そうとは思いません。だってポータビリティが...)
考える事って、だいたい似てくるものなのでしょうか...

で、このmsBerryDACについては、まだ少々考えていることがあるのです。
ですので、鳴らし込みをさせながら、気長に、そして着々と、アイディアを具体的な形にしていきたいと思っています。

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コメント

ジャイアンさん
ついにmsBerryに手を出したのですね!! おめでとうございます‼
ポータブルは
msBerry(HPA)+RaspberryPi2+Cheero Plus(バッテリー)
RaspberryPi3+Mojo
据え置きは
Sabreberry32+HPA-12+RaspberryPi2
で満足です!!
ESSのDACの余韻が好きですが、
味付けが少ないので、聞いていて楽しくない気がします。
MojoやBBのDACは音楽を楽しく聞ける要素があるので、ポータブルに向いていると思います。

イヤホンはJH TriFi,IE002
ヘッドホンはHD25,HD800
スピーカーはJBL L26 Decade
パワーアンプはTDA1552Q
(HyCaa 0dbをプリアンプで)

> えへへさん


いつもコメントをありがとうございます。
エェ、ちゃっかりと購入しましたw


SabreBerry32だけではなくHPA-12もお持ちなんですね!
そんなえへへさんが閲覧しに来るんじゃ、下手なこと書けねぇなぁ〜w


という私は、さっそくやらかしてしまいました。
あともうちょっとだったのに、最後の最後にやらかしました。
詳細は次のエントリーで!w

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