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2017年3月 1日 (水)

HITACHIの仇をTOAで返す!(そして振り出しの其の五)

例えば、グロッケン(鉄琴)の音などは、全く嫌みを感じさせない、とても伸びやかな響きで、心地よく聴感を刺激してくれます。
低域は、量感こそ大きくはありませんが、必要にして十分な、タイトで床からビリビリと這い上がってくるような響きを楽しませてくれます。
これで中域の表現力も向上していないはずがありません。
明らかに言える事は、金管の音が、本当に気持ちよく鳴るようになりました。
でも、ココまで来るには、ちょっとだけ紆余曲折あり。
その顛末をご紹介したいと思います。



でも左chを担わせている一台は、既に2週間ほども鳴らし続けているものの、右chを駆動させているアンプは、昨晩、組み付けたばかり。
なので、まだお目々を覚ましていないようですw
(そうでなくても、このアンプ、チャンと音が出るようになるまでに、電源投入から30分や1時間はかかります。本気を出させるには丸1日が必要です。おかげで電源を落とせねぇ...)
お昼には、爆音でcoldrainを鳴らしました。
これで少しは目を覚ませてくれるかなぁ〜www
(今はエヴァの3.0を再生中。こりゃオモロイ!)



昨日、交換用のパワートランジスタが届きました。





Replacingtransistor_01



Replacingtransistor_03






4ペアも要らないんですが、4ペアのセット売りだったので、仕方なく...
普通は左右2ペアずつ使うのが王道なんでしょうね。
ところがP-150Dは業務機の王道を行くアンプ。
片chに3ペア必要です。




元から付いていたブツと並べてみると...





Replacingtransistor_02



Replacingtransistor_04






製造ロットが違うから?
シルク印刷のデザインが違います。
でも、モノがチャンと2SA1301Oと2SC3280Oであれば、そんなこたぁどうでもいいんです。
基板に組み付け、鳴らしてみれば分かります。
(すでに分かっていますが、問題はありませんでした)




作業手順としては、まず基板から、ハンダごてとラジオペンチでもって、パワートランジスタの足を引っ剥がす。





Replacingtransistor_05






そして基板を放熱板から撤去。





Replacingtransistor_06






すると、このようにパワートランジスタだけが放熱板に残ります。
ちなみにこの放熱板、重さが1.5kgあります。
(本体重量は20kg、シャシーとトランスだけで15kg)
そして、これらぶっ壊れたパワートランジスタを撤去。





Replacingtransistor_07






絶縁シートは、そのまま使います。




届いたトランジスタの足を、撤去したブツを参考に、あらかじめ曲げておく。





Replacingtransistor_08






シリコングリスを塗布する前に、せっかくなので無水アルコールで脱脂。





Replacingtransistor_09






これは失敗したなと思ったのですが...





Replacingtransistor_10






シリコングリスを使うなら、SANWAの一番安いヤツで十分ですね。
(これはCPUとCPUクーラーの間に使うモノ。おかげでムダに粘着度が高い)
シリコングリスよりも、作業性や安全性で熱伝導シートの方がオススメかな。
(と先輩からもアドバイスされた)
でも少々高くつくので、グリスにしました。
(だったらSANWAで十分だったのに...)




シリコングリスの塗布は、厚みは薄くてもいいので、全面均一に塗布。
特にこの東芝のパワートランジスタは熱に弱いので、大切な作業になります!
(と先輩から忠告され、ウェブにも同様の指摘が)




で、元のように放熱板にビスで固定。





Replacingtransistor_11






基板のランドには、ハンダを盛っておきます。





Replacingtransistor_12


(写真では、すでにトランジスタの足も曲げちゃってます)




ここで液体フラックスのご登場。





Replacingtransistor_13


(ヤニでふたが瓶に固着してまして、そのふたを取るのが一番大変な作業だったというw)




トランジスタの足や基板のハンダに塗布しておきます。
(ハンダごてを当てる時間を短くするためです。このトランジスタ、熱に弱いということですから)
そして、サクッとハンダ付け。





Replacingtransistor_14






ランドから飛び出しているリードを、ラジオペンチなどで折り曲げ...





Replacingtransistor_15












ニッパーでカット。






Replacingtransistor_16






ココまでは順調だった...
あぁ順調だったさ、ココまでは...
(-。-)y-゜゜゜



この基板をシャシーに挿入し、必要なコネクタ類を刺していったのですが...





Replacingtransistor_17






電源コネクタを刺した瞬間、放熱板からシャシーにスパーク(放電)!
(まだ電源ケーブルをコンセントに接続する前でした。ブロックコンデンサ内部の電気が放たれたもよう。またかよ(@@;))
イヤァ〜、かなり焦りましたヨ!




すぐに電源ラインを外し、テスター片手に、電源がリークしている箇所の探索です!
パワートランジスタが無事なのは、直ぐに確認。
ならば、残る可能性は...
そして、それは直ぐに判明!
上の写真、右下に位置する三端子レギュレータの放熱部分が、固定用のビスを介して放熱板に短絡してました(@@;)




つまり、こういうことです...





Replacingtransistor_18





製造から30年たっている年代物です。
そのワッシャーを、何度も外したり、付けたり、また外したり。
固化して脆くなってますから、そりゃ砕けもするわな(ーー;)




しかし、このレギュレータも放熱させてやらねばなりません。
なので、放熱板にチャンと固定してやんなきゃならない。
かといって、適当なワッシャーは手持ちにありません。
さぁ困った!




で、手持ちの材料をアレコレ思い浮かべて、考えついた方法がコレ...





Replacingtransistor_19






分かりますでしょうか?





Replacingtransistor_20






グミみたいな厚手のシリコンシートがあったので(以前ポタアンとポータブルDACの固定に使ってたんですよねw)、それを適当な大きさに切って、正負の2箇所ともこの方法で放熱板に押しつけましたw
ちょっとだけ基板が湾曲してますが、ここを走ってる回路はレギュレータに繋がっている3本だけなので(しかも湾曲方向と90度で交わる角度なので)、問題ないでしょう。
それよりも、熱でレギュレータが壊れる方が怖いですから。




ここまでして、今度は無事に全コネクタを装着することができました。
(ア〜、ヒヤヒヤものだι(´Д`υ)アセアセ)




で、いよいよ、満を持してブレーカースイッチをオン!




したら...





Toa_p150d_30





振り出しに戻っちめぇやんの!
(;´д`)トホホ…



と言うわけで、この顛末、次回に続きます!





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