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2017年3月27日 (月)

アンプに箔をつける(文字通りの意味です)

何とか真空管アンプが発するハムノイズを除去したい!
そのために打った手で、アンプ自体は確実に静かになっていくにもかかわらず、今まで聞こえていなかったノイズで、新たに悩まされる。
そんなことを繰り返しているジャイアンです!w



現在、スピーカーでの音楽再生では、3つの頭を使い分けています。



1. FOSTEX HP-A8

Mac Proで、iTunesに加えてBitPerfectというアドオンソフトを使って、排他接続、ハイレゾ出力、DSD出力を可能にしています。
音的にはこの組み合わせが一番厚みがあって、音楽的に鳴ってくれる感じです。
せっかくラズパイDACを導入してる意味ねぇ〜w
配信動画はMac Proから素直に44.1kHz/16bitでUSB出力。


2.SabreBerry32 on RPi3

VOLUMIO2で運用しています。
Versionは最新の2.129(3/27現在)。
(やっとリピートの不具合がなくなったw)
たかじんさんが公開してくれた情報に基づいて、shairport-syncを最新バージョンにアップデートできたので、MasterモードのSabreBerry32でもAirPlayを楽しめるようになり、大いに利便性が高まりました。
Moodeの方が使い勝手がいいのですが、私の中では「SabreBerry32には音的にVOLUMIO」になってます。



3.msBerryDAC on RPi2

そろそろ再頒布が始まるのかな?
コチラはMoode2.7で運用しています。
伸びやかに鳴ってくれる印象で、Moodeで鳴らすならSabreBerry32よりコチラの方が音楽を楽しめる印象です。
なのでずっとmsBerryDACを鳴らしてきたんですが、VOLUMIO2が本格的に使えるようになってきたので、ちょっと立場が微妙になってきてますw



動画配信やDVD再生ではHP-A8で、普通に音楽再生させるにはSabreBerry32かmsBerryDACを気分で入れ替えるって感じです。
電力の利用効率を考えれば、ただ音楽を再生させるだけならラズパイDAC!
なのですが、音楽を再生させるのって、効率だけで語れない!
だから、今さら真空管アンプで音を入れ、業務用アンプでスピーカーにムチを入れるという前時代的なことをしていますw





でもこれが、やってみると意外にも楽しい!
一つ手を打つ度に、確実に音が良くなっていくんですからw



これも、構成がシンプルな真空管アンプだからでしょうか。
構成がシンプルが故に、打った手が、そのまま音に現れやすいのかもしれません。
それは同時に、周辺ノイズの影響も受けやすいということでもあるのだと思います。
今回は、そうした周辺ノイズ対策のお話です。




先輩からはたびたび「出力トランスをシールドした方がイイよ」とアドバイスされていました。
そのアドバイスを、いよいよ実行に移したいと思います。




先日、せっかくブチルテープをグルグル巻き付けた出力用のチョークトランスですが...






Shieldding_02






こうなっていましたので...





Shieldding_03






綺麗さっぱりとはぎ取り、トランス自体をシャシーから取り外しました。
で、本日のブツ登場!





Shieldding_04






寺岡製作所の銅箔テープです。
コイツ、裏面の粘着側も導通があります。
基本、高周波ノイズ除去の効果を期待するものであって、ハムノイズには効果はないはずなのです。
ですが、Wi-Fiや電子レンジなどの家電品が発生させる高周波ノイズにまみれた環境下では、なにがしかの効果があるかも?と期待しての挑戦です!




で、こうしてやりました。





Shieldding_05






銅箔テープを4枚重ね貼りw
4枚重ねた根拠は何も無いんですが、せっかく1巻20mもあるんですから、ケチケチする必要もないのでw
シャシーへ確実に落ちるように、トランスの金属部分にも銅箔テープを回して貼り、固定用のビスを介して導通を確保してます。
と同時に、シャシーとトランスの間にブチルテープを折りたたんで挟みました。
ブチルテープの高い衝撃吸収性を活かして、振動がトランスに伝わらないようにするためです。




こうした上で...






Shieldding_06



Shieldding_07






左右とも同様に銅箔テープを貼った上で、ブチルテープを使ってラインを固定。
今度はラインに無理なテンションがかからないよう、たたんで厚みを持たせたブチルテープでラインにゲタを履かせ、トランスとラインの間に適切な空間を確保。
そうした上で、トランスに固定しています。
トランスとラインの相対的な位置関係さえ動かなければいいわけで、ラインを全部、ブチルテープで固定する必要などないと考えました。




この状態で元のように組み上げて鳴らしてみても、やはりハムノイズは聞こえます。
聞こえるんですが、明らかに「耳障り感」が低減しています!
今までは、再生中の音が静かになると、ハムノイズが耳につく、と言った感じでした。
気にしなけりゃいいだけなんですが、ヤッパリ気になるんですよねぇ〜、コレがw



それが、この銅箔テープを巻き付けただけで、さほど気にならなくなっちゃったw
ハムノイズの角が取れた感じ。
低域の再生力が向上しました。
高域へのノイズ混入が低減した効果だと考えています。
(聴感上、高域再生能力は低域の再生力に強い影響を与えると考えています。人間の聴覚って不思議ですね。「こうした倍音成分が鳴るからにはこうした低域がなっているに違いない」と解釈しちゃうんですからw あり得ない話ですが、足の裏がビリビリと振動しているように感じますからね)
そして同時に、音の分離感がとても向上!
例えば「劇場版 新ヱヴァンゲリヲン Q」などを再生させると、「庵野さんってこんなに音響設計に拘ってたの!」と驚くことになりましたw
(おかげで、音源によっては粗もハッキリ分かるように。こういう時のSabreBerry32ってエグイわ(@@;))
本当にビックリしましたw



トランスは導線がグルグルと巻き付けられている部品です。
電磁気力を使い、巻き線の違いによって必要とする電力を得る装置です。
そして高周波ノイズも電磁気力に違いはない訳で、こうしたトランスにも少なからず影響を与えうるのでしょうか。
銅箔テープを巻き付けただけで、そうした外来ノイズの影響を、相当量、排除できたのでしょう。
たぶんそういうことなのかなぁ〜、などと素人なりに考えてます。



そうそう、前回、HP-A8とラインを接続させるとノイズが載るといった現象を報告しましたが、この銅箔テープを貼って以降はなくなりました。
もう本当に静かなもんです。
ハムノイズ以外はw
おかげで、真空管アンプのボリュームも11時までなら安心して開けられるようになりました。
(それ以上はハムノイズも増幅している感じ。1時以上になると夜はウルサイ)




電源もシールドしてやるとイイよ!




と先輩はのたまいますw
しかし、電源用のトランスはトライダル。
コイツに銅箔テープを巻き付けるのは、ちょっと現実的ではありません。





Shieldding_08






なので、コチラに貼ることにしました。





Shieldding_09






出力用のチョークトランスのカバーにしても、コイツにしても、アルミなんですからノイズのシールド効果があると思うんですが、これらだけでは防ぎきれない量と性質のノイズにまみれているという訳ですね、私の環境は!(@@;)




で、こうしてやりました!





Shieldding_10







Shieldding_11






内側にテープ側面をピッタリくっつけて貼っていき、全周を張り終えた上から、さらにテープ幅半分分ずらして、同様に貼りました。
2枚重ねにしたわけですが、この部分だけで6m弱も使ってます(@@;)




ふたの部分は...





Shieldding_12






コチラも2枚を重ね貼り。




トランスの基底部にも...





Shieldding_13





申し訳程度ですけど、貼れる部分に銅箔テープを。




ここまでやって、さらに静かになりました!
上に書いた効果が、さらに強まった印象です。
出力用のチョークトランスほどではないんですが、やはり電源トランスも周辺ノイズの影響を受けていたんですね。



それでもまだある、ハムノイズw
さらに純粋にハムなノイズだけになってきたなって感じです。
私は西日本なので60Hzなのですが、たぶんその倍の120Hzの成分も、よく聞こえているように感じます。
私、60Hzあたりの音には敏感なんですよ。
なにせ昔はコントラバスを弾いてましたので、これぐらいの低周波音はお友だちw



と言う訳で、今まで様々な手を打ってきて分かったのは、そもそもハムノイズだと思っていた音には、かなり高周波成分が含まれていて、その高周波成分の方がよほど耳障りに感じられていた、という事実です。
こうしたノイズが、ありありと再生音に載ってくるのも、回路が単純な真空管アンプだからでしょうか。
トランスを構成するコイルも、アンプ内部の配線も、そもそも真空管も、言ってみればアンテナの様なモノ。
ノイズを拾いまくって出力するのも、よくよく考えてみれば、当たり前なのかもしれません。



そして、そのノイズを上の方から除去してきた。
最初の音を思うと、かなぁ〜り除去できたと思います。
最初は「これじゃ〜なぁ〜(@@;)」と言った感じでしたから。

(今ではスピーカーから聞こえるハムノイズより、PCファンや周辺電化製品が発する回転ノイズの方がよほど耳につきます。それぐらい静かになったんですよw)



それでもやはりハムノイズは鳴っているわけで、できればコイツも可能な限り削りたいですね。
となると、リプル電流除去強化という根本的な手を打たざる得ない訳です。
すると、自ずと打てる手は限られる。



次回は、そうしたお話になります。
(まだブツが届いてないんですw)






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コメント

シャーシ(GND)と部品を絶縁ネジ等で電気的に浮かせて、1点アースに近づけるとよいかもしれません

> りともんさん
もの凄く早いコメント、ありがとうございます!
1点アース!たびたび目にするのですが、実はまだよく分かっていませんorz
しかしこのアンプ、トランスをGNDから浮かすってのは理に適っているかも...
製造国がアメリカなので、たぶんネジもインチなのが難点ですねw

>ジャイアンさん
PCのM/Bとか見るとまさにそうなのですが、ボードをネジで留めると同時にケースにGNDが落ちるようになってるんですよ。

回路を安定する目的であったり、ケース・バイ・ケースではありますが、オーディオ機器は浮かせるほうがノイズを出さず、受けないという恩恵のほうが大きいと感じました。

至るとこにGNDを落とすと、アースループができてしまって、ノイズのアンテナになってしまうのです。

トランスに関しては、絶縁ワッシャー+チタンねじで固定するのが良好でした。
振動に対しても有効かと。

>ジャイアンさん

ちなみに、ネジは非磁性体(磁石に付かない)のものを使うと結構変わりますよ。

トランスなんかはもろに影響出ると予想してます。

> りともんさん
詳しい説明をありがとうございます!
理屈はよく分かりました。
非磁性体のネジは、HP-A8にも使われているッポイです。
で、実際にやれるかどうかってことになると...
今後の展開次第で要検討って感じです。

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