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2017年8月27日 (日)

HP-A8 ナンチャッテ MK2化計画

私はFOSTEXのHP-A8を持ってます。
いじり倒したHP-A8を愛用しています。
いじり倒した甲斐があって、音がスンゲェ〜ことになってしまって、容易には手放せないブツになってしまいました。


しかぁ〜し、HP-A8にはMK2という次世代機が、既に存在しているのです
初代機と比べて、一番の違いは、新世代のAKM DACチップが採用されていることでしょうか。
具体的には、HP-A8ではAK4399で、HP-A8 MK2ではAK4490。
AK4399なんて、すでに旭化成エレクトロニクスのウェブからも消えてしまってる過去のチップ。
アァ、なんて悲しい!



だったら、だったら外部にAK4490を採用したDACを置いて、先日チューナップを施したアナログ入力からぶち込んでやればいいじゃないか!
そんなことを考えてみたとか、みなかったとか...



そんな私の手元に、本日、共立エレショップさんから荷物が届きました...






Wpdac4490_01






中身はと言えば、もうここまでの流れで気づく人は気づいているとおり...





Wpdac4490_02





Terra-Berry2 DACのWP-DAC4490なのでした!
イヤァ〜、物欲というのは恐ろしい。
「コレ買っちゃおうかなぁ」と思った翌日のお昼には、ポチってました。
どうすんだ、生活!w



だってコイツ、安くないんですよぉ〜!
RPiでI2SなDACカードのくせに、税込みで3マソ近くします!



いやね、つい最近、オーディオ繋がりなブログ仲間が、立て続けに今が旬のI2S DACを2つもご購入になりましてね、私はその毒気にすっかり当てられてしまったのですよw
そしてTerra-Berry DACは初代の時から狙ってたんですが、たまたま私の目に、この2世代目Terra-Berryの在庫が目に入ってしまったのが運の尽きでしたw

(Terra-Berry DACの個人的なレビューがほとんどなかったのも、購入動機に繋がっていたりして。うずくんだよ、ヒトバシラー魂がぁ〜



なので「HP-A8 ナンチャッテ MK2化計画」なんてのは、話を面白くするためだけに付けた後付けのタイトル。
実はHP-A8とは全く関係のない動機で購入しました!
(たまたま、載っかっているDACチップがHP-A8 MK2と同じだというだけなのです)



パッケージを開けると、3マソ近くもするとは思えないほど小さな基板が一枚。





Wpdac4490_03





SabreBerry32やmsBerryDACを購入したときにも思いましたが、ホントに基盤サイズが小さいですよねぇ〜
これで高音質な出力を得られるんですから、RPiからのI2S出力バンザイ!



SabreBerry32やmsBerryDACとは、採用されているDACチップが違うのはもちろんなのですが...





Wpdac4490_04






基盤の裏面にも、表面実装部品が載っかっています。
OS-CONも表面実装部品。
オペアンプLME49720が上側に2個、裏側にも2個。



そしてDACチップのAK4490の前段に、SRC(サンプルレートコンバーター)のAK4137が配置され、RPiからI2Sで送られてくるデータをカード上のクロックに準じてリサンプリング&705.6KHz/32bit もしくは 768KHz/32bit(DoPで送られてくるDSDは11.2MHzに)までアップコンバート。





Wpdac4490_10






そのデータがAK4490に送られAD変換されるという、オモシロイ仕組みです。



そうしたシステムから、カードそのものはHiFiberryDAC準拠なので、スレーブモードで動くにもかかわらず、スレーブモードにかかわるクロック由来のジッター問題に悩まされることがない(ということらしい)
そうしたアプローチ方法も、マスターモードで動くSabreBerry32やmsBerryDACと大きく異なるところです。



また、少々電子工作が必要になりますが、バランス出力も得られるところも、先に挙げた2モデルと、大きく違うところですね。
(その点も大きな購入動機になっています)



ちなみに、共立エレショップさんで購入したので、付属品はこうなってます。





Wpdac4490_05






RCA端子とラインをハンダ付けするという工作が生じます。
Bright Toneさんで購入すると、RCA端子が実装されている小型基盤が添付されていて、Terra-Berry2 DAC上のピンヘッダに差し込むだけで音を出せます。
RCA端子の取付位置が決まってしまうという問題と、トレードオフになってしまいますが、手っ取り早く音を出すなら、Bright Toneさんのキットを購入するのが吉でしょう。




さて、コイツを載っけるRPiを調達しなければなりません。
ということで、ここ1年ほど、放置され続けているコイツを使う事に。





Wpdac4490_06

Wpdac4490_07







中に鎮座されているSaberBerry+に場所を空けていただき...





Wpdac4490_08





Terra-Berry2 DACに鎮座していただきました。
(SabreBerry+が不憫だ!)




RPiとTerra-Berry2 DACには、別々に電源を供給できるのですが、今のところしばらくはRPiの電源を共有させて運用予定。



まだ電源を入れたばかりですし、電源もRPiから供給させているので、評価するにはチト早い。
とは言えこの音、SabreBerry32ともmsBerryDACとも、明らかに違う。
SabreBerry32の音と比較すると、分厚い印象を覚えます。
また初期バージョンから電源を強化させた効果だと思いますが、低域の響きが力強いですね。




そうそう、ジャンパピンを所定のピンヘッダに刺してやると...
(写真左下の緑色の二つがそうです)





Wpdac4490_09





PCMで入力されたデータも、SRCでDSDにコンバートされた上で、AKM4990でDA変換されます。
(逆にDSD入力をPCMにコンバートさせることもできます。私は使いませんけどね)
まだじっくり聴き込んでないのでハッキリしたことは言えませんが、DSDにコンバートさせることで、音の角がちょっと丸くなって聞こえてきた印象が残りました。



当面はこの状態で鳴らし続けます。
しばらくしたら、チャンとケーシングして、電源も2系統用意してやろうと思ってます。
他にも少々考えあり。
(それにしてもピンヘッダが邪魔だ!)
はてさて、どうなりますことやら...






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コメント

祝!購入 Terra-BerryDAC2
購入されたのですね、すごいなぁ。価格もですが、ラズパイにAKM製DACの搭載がです。
個人では手間が多すぎて搭載しないですよね、流石にプロの仕事と言う感じです。
音出しの時点でも、分厚い音傾向なんですね、AKM DACの音が聞きたくて、当時HP-A8を購入した者として興味深い内容です。とっても今後が楽しみです。

話題のボリュームでは負けてしまいそうですが、msBerryDACの音出し始めました。
こちらも、たかじんさんの出音との違いを感じています。エージングや電源等の伸びしろは残っていると思っているのでしばらく楽しめそうです。

msBerryDACのヘッドホンアンプ回路のパターン上に、ナゼに半田が載っているのでしょうかね?
あれでは、サーフェス部品の半田付けは難易度が高くなりますよね、手間でも先に半田を除去してから、再半田付けした方が安全だと思いました。

折角の投資ですから、たっぷりと楽しみましょうね。お互いに (笑)

> ta_syumiさん
訪問&コメント投下、ありがとうございます!
初代Terra-Berry DACから狙っていました。2になって、主に電源周りが強化されたとのこと。そのおかげで、低域再生力を強化できたとサイトにありましたが、確かにサイトで言うだけの音が出ています(春のヘッドホン祭で出品されていた基盤から、さらに改良が加えられているようです。それがリリース時期が遅れた原因なのでしょう)。結果論ですが、初代が買えなくて本当にヨカッタ!
電源部に搭載されているOS-CONがリード品はないためか、まだたかが一日の駆動時間にもかかわらず、既にかなり異次元な音を醸し出してくれています。その音、他のI2S DACと比べてどうこうというのがアホらしく感じられるくらいです。コレ、反則製品ですわ!AK4490のVELVET SOUNDってのは、こういうことを言っていたんですね。音の次元が違いすぎます。まだ電源を分けてもいないのに...(そうしたことをハッキリ堪能できるのも、HP-A8の電子ボリュームに手を入れていたから。もうなんか、もの凄く嬉しいです)
DACチップの違いだけでなく、SRCやMCUの効果、基盤の構造などなど、複合的で総合的な効果なのでしょうね。こと電源に関して言えば、SabreBerry32やmsBerryDAC双方とも妥協なく「これでもか!」と力が入っているDAC基盤だと思います。例えば電源投入部の近くに、電源レギュレーターを配置したりとか、徹底したノイズ対策を施したりとか。そうした先行製品に比べ、Terra-Berry2 DACは高性能と引き替えに、部品配置で妥協している部分がある分(何せ大ぶりなICが表面に3つも並んでますから)、四層基盤を駆使した両面実装&デジタル部・アナログ部のGND分離などで、限られた実装面積という制約の下でDACチップの性能を最大に引き出す工夫が施されているのかもしれません(基盤両面をスキャニングしてあるので子細に観察してみたいと思っています)。RPiでI2SなDACで、これだけの音を、3マソ未満という価格で出されては、そうはおいそれと後追いしようと考える業者は現れないんじゃないでしょうか。性能と音質を考えれば、msBerryDACは完全に価格破壊、SaberBerry32は十分にリーズナブル。そしてTeraa-Berry2 DACのそれは、もう一つ上の次元の価格破壊。今後同等以上の高性能I2S DAC開発を考える上でのマイルストーンになり得る製品であり品質なんじゃないかと感じています。HP-A8が、その後の10万クラスDAC内蔵HPAのスタンダードになったように。


惜しむらくは、HP-A8 MK2では利用可能なDAC内蔵デジタルフィルターを、Terra-Berry2 DACでは利用できないことです。でも、そんなことが些細な問題に感じられるぐらい、これはホントに異次元な音です。こんな音が、この価格で手に入るなんて...
恐ろしくも、実に嬉しい時代になったものですw
と、他のDACカードと聴き比べるまでもなく、既に手放しで喜んでいるジャイアンです!w

またまた お邪魔してます。
こんなコメントを見たら、素通りできないですね。
Terra-Berry DAC2はそんなに良いのですか!! 正直驚いています。
スグに飛びつきたくなる衝動を必死に抑えております(笑)
ジャイアンさんの感想は雑誌やWeb情報と違って、私にとってリアルなので威力倍増です。
最近のハイエンドクラス製品でもESS製最新DACでは無く、AKM製DACが採用されている例も有りますから、以前よりも音質レベルが高いのかも知れません。
今後の展開が楽しみなのは、間違いないです。

> ta_syumiさん
再度のコメント、ありがとうございます!
このエントリーを公開して、翌日ぐらいには共立エレショップさんの在庫がなくなったようです。
私が注文するまで、しばらく在庫数「6」の状態が続いていたんですが...
たかが知れた在庫数とは言え、市場の動向って現金なものですねぇ〜w
(今確認したら在庫4。アハ、無くなってませんでした。私の早合点でした(@@;))


私は手放しの賞賛ってのは嫌いです。
音を言葉で説明することにも、強い違和感を覚えます。
何を心地いいと感じるかは、聴くその人のそれまでの経験値に、強く依存します。
その経験値、オーディオを楽しむ上でのバックボーンが、一人一人全く違うんですから。
例えば「空間表現能力に長けている」と書いたところで、その表現から受け取るイメージは各人各様です。


それにしても、コイツに限っては、もう手放しで賞賛するしかないって感じです。
なんせ、私が今まで聴いたことのない音が、経験したことのない次元で鳴っているんですから。
我が家のあり合わせスピーカーシステムでさえ、これだけの音を出す。
チャンと整備されたオーディオルームで、チャンとセッティングされたシステムで聴いたら、たぶんスピーカーはその存在を消すんじゃないでしょうか。
我が家の変態HP-A8 & TH900では、TH900の存在を忘れます。
たいがいのヘッドホンとヘッドホンアンプでは、アンプによってヘッドホンが駆動されているなぁ〜っていう感覚が伴うものですが、コイツの音を鳴らすHP-A8とTH900は「空気」のようです。
これに近い経験と言えば、電子ボリュームを改造したHP-A8でSD再生音を聴いた時の体験ですね。
音のクォリティは、その時のそれを上回っちゃってますが。
コレ、アナログ入力なのに...恐るべしですねw
これ以上の体験を手っ取り早く望むなら、環境の整ったホールで名演を聴いてきなさいって感じですw
(ちょっと言い過ぎw)


というい内容を、その内に新しいエントリーとしてまとめて、アップしたいと思っています。
本気な音のレビューは、ケーシングや電源の準備を終えてからにしますが。
ま、私が本気になって音をレビューすると、言葉が少なくなるんですけどw
高品質な音を言葉で表現することほど、無為なことはないと考える人なのでw
(要するに「自分で聴け」ってことですね)
逆のケースなら、幾らでも言葉を並べて罵倒できるんですけどねぇw


話が昔に戻りますが、msBerryDACのHPA回路上のハンダは、ta_syumiさんが仰るとおり一旦除去した方が、作業性は良好になると思います。
事実、そのようにされた方がいます。
老眼にはなかなか辛い作業ですが、こちらも頑張ってください!
頑張った甲斐のある音が出ますよ!w

物欲に負けました。
今朝、Bright Tone のサイトでTerra-Berry DAC2をポチッてしまいました。
msBerryDACのアンプ部品も付けていないのに ・・・ ハハハ (汗)
決してジャイアンさんのコメントにヤラレタ訳では有りませんよ!真似した感は満載ですけどね。
今朝、本領発揮し始めたと思われる msBerryDACの音を聞いていましたが、この音を超えるらしいと思うとスゴイだろうなぁ、いいなぁー、欲しいなぁーと。他に使う予算を横取りしました。
Bright Tone さんはカードじゃないので、銀振なんですね。会社早退したいなぁ。

> ta_syumiさん
ta_syumiさん、おまえもか!w
ようこそ、こちら側の世界へwww
そうですか、ブライトーン版になさいましたか。
あれならアレコレ悩むことなく、サクッと音を出せますね♪
ta_syumiさんの感想が、とても楽しみです!


コメントでコレだけ情報を投下されちゃったら、どうしたって興味をひかれますよねぇ。
しかしコイツ、I2S DACとしては超高価格ですが、音を聴けば「バーゲンプライス?」と納得されるんじゃないでしょうか。
どうもta_syumiさんの好む音の傾向性が、私のそれと似通っているように思われますしw
(外したらごめんなさいっ!)


私の方はケーシングを考えて、色々と、特にコネクタ関連で情報収集を進めています。
もうケースは決めてあるんですよ。
せっかくRPiなんですから、そのミニマム性を活かしつつ、スッキリとまとめたいと思っています。
なので電源は...オット!やっちゃう前からネタばらししちゃ、楽しみがなくなりますねw

再度お邪魔します。
そちらの世界にスグには行けません(笑)
Bright Tone さんより、在庫が無いとの事で次回ロット分の9月上旬の発送予定らしいです。
衝動的ポチリなので在庫は確認してませんでした、落ち着いてジャイアンさんと同じ共立さんにすれば良かったかなぁ。
これはもう少し msBerryDAC で楽しめという事でしょうね。

音の傾向性は、当時に HP-A8を入手している時点で、興味のツボが近いとは思いますよね。
私は自分で試して見ないと理解できない(しない)ので、やってみると言う感じです。
なので結果はどうでも、行動する人を尊敬してます。

Terra-Berry DAC2 のケーシング化ですか、これは興味深々です。
楽しみは付きませんね。

>ta_syumiさん
オヤオヤ、そうなのですか!
共立さんも、今度こそ在庫がなくなったもようです(2017/8/31)
とてもニッチな製品の上、使用パーツの最低発注単位が一々にデカイようなので、在庫がなくなりそうになったら都度発注なのかもしれませんね。
だからこそ、この価格で手に入るのでしょう。
こんな開発にも製造にも手間のかかりそうな製品を、大手が大量生産に乗り出したら、いったいどれだけの価格になることやら...


と言うようなことを、基盤を子細に眺めていて感じました。
詳しくは、次エントリーでw

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