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2019年5月 6日 (月)

フトコロに優しいアンプ

ヤフオク落札のPioneer A-505の比較的初期ロット品と思われるブツのコンデンサを交換し、鳴らしておったのです。

 

 

 

 

Pioneer_a505_11_1

 

 

 

鳴らしておったのですが、コンデンサ交換後のその音が、あまりオモシロくない...

なんか凡庸な音に成り下がっちゃったような、そんな響きなんですよねぇ。

これはザンネン😖

 

 

 

 

 

ならば、手元にあるもう一台の、比較的後期のロット品を思われるブツを、何とか鳴らしたい!と思うのは自然な道理だと思うのです。

だって、こっちの基盤には、明らかに何らかの対策が施されてますもん。

当然、音も違うでしょ?と思っても不思議じゃないよねぇ。

 

 

 

 

で、まだブツが届く前だったのですが、テスター片手に、もう一度あちこちチェックしまくってみたのです。

一部ツェナーも、基盤から引っ剥がしてチェックしてみたりして...

(あちこちにツェナーが使われている回路なのです)

 

 

 

で、不良箇所が追加で判明

抵抗がもう一本、壊れていました。

前回チェックの見落としですね。

 

 

 

「これで動いてくれるんじゃね?」と、期待に胸を膨らませながら、オクで落したブツからICとトランジスタを引っ剥がし、こちら側に移植。

 

 

 

 

A505_14

 

A505_15

 

 

 

 

結果、無事にリレースイッチも動作し、音が出ることも確認できました!

GW中に結果が出て、良かった良かった!

 

 

 

ここまで来るまでに、この機体は色々いじり倒しています。

具体的には、こんな感じで...

 

 

 

 

A505_01

 

 

 

 

自分の不用意なトランジスタ交換で、右chのパワートランジスタを吹っ飛ばしております。

なので2SA1302と2SC3281を手配しなければならなかったわけですが、ついでにロットを揃えちゃえと、左右とも交換しました。

 

 

 

 

A505_02

 

A505_03

 

 

 

 

今回はシリコンシートを使って、左右に装着...

 

 

 

 

A505_04

 

 

 

他のトランジスタ類ももろもろ交換しましたが...

 

 

 

 

A505_05

 

 

 

左端の2つは2SA1111と2SC2591。(壊れてないことが本日判明)

その右に並んでいるのは、最初にペアで交換しておくべきだった2SA1145と2SC2705。

(そうしておけばこんな手間をかける必要はなかったのに...)

その右側に小さく見えるのでは、2SA992と2SC1845。

不用意なトランジスタ交換でぶっ壊れた右chが、どこまで影響が及んでいるか見当つかないので、この際、交換できるトランジスタは全数交換。

写真右端の5本足のICは、内部にトランジスタが2個入っていて、作動増幅用に使われているものだそうです。

こんなICもあったんですねぇ〜

 

 

 

コンデンサーも、これだけ交換しました。

例の事故がなくても、経年劣化は避けられない部分ですので、いつかは交換するつもりでした。

 

 

 

 

A505_06

 

 

 

こうしたパーツ交換で苦労したのは、筐体から基盤を取り外せないこと。

取り出そうと思えばできなくはないのですが、例えばワイヤリングなどはこうなっていまして...

 

 

 

 

A505_09

 

A505_10

 

 

 

とんでもなく難易度が高い。

(ケーブルを途中でぶった切ってコネクタを付ける、なんて手も使えなくありませんが、そこまで手をかけたくはないよねぇ)

だからこそ、基盤の裏側にアクセスするため、筐体の裏板にアクセスホールと蓋が設けられているのですが、この穴がねぇ...

 

 

 

 

A505_11

 

A505_12

 

 

 

 

トランジスタ交換の時も苦労しましたが、裏板と基盤の間にコテ先をツッコんでやらないと交換できないのが大半なので、チョット大変です。

こういう作り方を見ていると、修理してまで長く使ってもらおうという考えはなかったようですね。

当時は各社から次々に新製品がリリースされていたようですから、ぶっ壊れたら、新モデルを買ってね!ということだったのでしょうか。

さすが、当時5万弱のアンプです!

(そんなオーディオを修理してまで鳴らそうという私は、ソートー変人です)

(そんなチープな造りだから、電気素人の私でも手が出せる訳なのです)

 

 

 

 

で、もろもろ交換が終わった基盤が、コレです...

 

 

 

 

A505_07

 

 

 

 

2SA1111と2SC2591は結構熱をもってくれるので、放熱フィンを貼り付けました。

とは言っても、熱をもつのは手前の2つだけみたい。

そーゆーものなのでしょうか?

 

 

 

 

そうそう、そもそも火を噴いた箇所のトランジスタにも...

 

 

 

 

A505_08

 

 

 

 

ちょっと取り付け方が心もとないですが、ここにも放熱フィンを。

ここも結構熱をもつんですよね。

機を見て、もっとチャンとした処理をしたいですね。

 

 

 

 

ついでに電源部の平滑用コンデンサも交換できりゃいいんですが...

 

 

 

 

Pioneer_a505_05_1

 

 

 

 

このスペックでこのサイズはどこを探してもないので、諦めます。

 

 

 

 

結局6ヵ所も交換した抵抗ですが、手元のストックではまかないきれなかったものですから...

 

 

 

 

A505_13

 

 

 

抵抗を2個、3個直列で繋いで、その場しのぎ😵

もう一台あるわけですから、そっちから移植しちゃうのもアリですね。

(その『もう一台』もPioneer印ICが届いちゃったものですから、一応、鳴るには鳴る。色んな意味で勿体ない出費でした😖💦)

 

 

 

 

で、肝心の音ですが、コレがなかなかよろしいんです!

フロアスピーカーを鳴らすまでの力はないとは思うんですが、私みたいなブックシェルフ型を鳴らす分には、これで必要にして十分と思わせられる響きを聴かせてくれます。

 

 

 

 

コイツが来る前は、Linkmanのキット品で組んだD級パワーアンプで鳴らしてました。

それをコイツに置き換えて直ぐに感じたのは、音が収録された部屋の広さを聴き取れるってことですね。

一番最初、たまたまテレビの音を鳴らしてたのですが(TV → 外部DAC → A-505)、スピーカーから聞こえる残響音で、インタビューを行っている部屋の広さを感じ取れちゃって、ビックリしちゃいました。

今までのアンプで、そこまで繊細な再生音を感じたことはなかったです。

 

 

 

そして、音的に変な癖がなく、低域も私好み。

特筆すべき特徴はないけども、敢えて言えばウェルバランスな音を聴かせてくれる。

欲を言えばキリがないんですけど(中高域にもっとキレが欲しいとか)、価格を考えれば健闘してくれていると思います。

しかも、現在の安価な中古品相場や、ツボどころを抑えてメンテすればホドホドのリフレッシュも可能なところがイイですね。

(さすがにリリースされて30年以上も経つモデルですし、そんなに人気のあったアンプでもないようですから、中古品もそんなにないようですが)

 

 

 

結論!

フトコロに優しいコストでハンダごて遊びができるアンプ、ってところじゃないでしょうか。

(音はどうでもいいんかい?)

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