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2019年9月26日 (木)

symphonic-mpd v0.9.0β覚え書き

symphonic-mpdで、R&D Clubメンバー向けにv0.9.0βの公開が始まっています。

 

 

その中で、v0.9.0βのアップデートパッケージもアップされているのですが、Linux初心者にはチンプンカンプンなのであります。

(いきなり「各サービスを停止」とか「ファイルを上書き」と言われてもなぁ...)

なので、自分の防備録として、どういった作業を行ったのかを記しておきたいと思います。

 

 

1.起動ディスク作成

 

先ずはsymphonic-mpd v0.9.0βのディスクイメージをDLして、SDカードに焼きます。

このディスクイメージでは、固定IPアドレスでないと動きません。('19.9.25現在)

なので起動させる前に、起動ディスクにしたSDカードをPCに刺し、config.txtでドライバの設定を、そしてeth0.networkでIPアドレスを設定しなければなりません。
(eth0.networkは適当なテキストエディタで編集できます)

eth0.networkの編集内容は、ユーザーそれぞれのLAN環境に依存します。

ザックリと説明すると、以下の3行からコメントアウトを削除し、LAN環境に準じて"x"の部分を設定します。

 

#Address=192.168.x.x/24
#Gateway=192.168.x.x
#DNS=192.168.x.x

 

さて、これで準備は整いました。

作成したSDカードをラズパイに挿して、起動させます。

 

これまた適当なクライアントソフトを使って、sshでアクセスします。

 

 ssh pi@192.168.x.x 

 

パスワードは

 

 raspberry 

 

です。

 

2.パッケージの入手

 

v0.9.0β置き場記載のURLからコマンド

 

 wget 

 

を使って必要なパッケージをDLします。

これで必要なファイルが、“/home/pi”直下に保存されました。

開発者さまがハッシュ値も示してくださっていますので、念のためにチェックサムを計算させてみてもいいでしょう。

 

 md5sum rc.local rtalsa.ko.0925 xsink.ko 

 

※'19.9.25現在、以下の様な結果が得られるはずです。

ab8361155b12fc1cda97fc243de0a400  rc.local
2f7b6fb4e7c92ea18afdacde2dee9060  rtalsa.ko.0925
83c1886e13d6c7d5800af476408b4b00  xsink.ko

(DLされるファイルが更新されれば、得られるハッシュ値も変わります。その都度“v0.9.0βアップデート置き場”の“md5sum”欄でハッシュ値が公開されますから、得られた値と突き合わせることができます)

 

これで正しいファイルがDLされているかどうかが分かります。

 

続いて、DL保存したファイルを、適切なディレクトリに上書き保存するのですが、その前に少々呪文を唱えます。

 

 

3.サービスの停止

 

黙って以下のコマンドを実行します。

 

 sudo systemctl stop mpd 

 sudo systemctl stop shairport-sync 

 sudo systemctl stop spotify-connect 

 sudo systemctl stop pipe 

 

たぶん一行でまとめてサービスを停止させる方法もあるんでしょうけど、スイマセン、力不足で分かりません...

 

 

4.モジュールの取り外し

 

rtalsaとxsinkモジュールをDLしたものと置換するため、以下の呪文を唱えておきます。

 


 sudo modprobe -r rtalsa

 sudo modprobe -r xsink

 

 

5.ファイルの配置

 

黙って以下の3つのコマンドを実行します。('19.9.25現在)

 

 sudo cp /home/pi/rc.local /etc/rc.local 
(一行です)

 sudo cp /home/pi/rtalsa.ko.0925 /lib/modules/4.14.52-smpd/kernel/drivers/xenomai/smpd/rtalsa.ko 
(rtalsa.ko.0925をDLした場合、一行です)

 sudo cp /home/pi/xsink.ko /lib/modules/4.14.52-smpd/kernel/drivers/xenomai/smpd/xsink.ko 
(一行です)

 

 

6.再起動

 

Raspberry Piを再起動させます。

 

 sudo reboot 

 

以上です。

 

 

7.R&D Clubメンバーについて

 

現在、symphonic-mpdの最新版はR&D Clubメンバーにのみ公開されています。

そして初期メンバー(プレミアムメンバーと呼ばれています)の推薦があれば、どなたでもR&D Clubのメンバーになれます。

なんとなんと、私なんかも一応プレミアムメンバーなので、メンバー推薦ができます。

symphonic-mpdを使ってみたいという方で常識的なコミュニケーションが取れる方は

 

Email_20190926004701

 

まで、ハンドルネーム、メールアドレス、そしてできれば自己紹介もご連絡ください。

(ハンドルネームとメールアドレスはメンバー登録に必須の項目です)

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コメント

アップデート手順のご説明いただき、ありがとうございます。
手順が分からず困ってました。
ジャイアンさんのブログにはこれまで何度も助けられました。

質問の場所が違うとは思いますが、よろしければ教えてください。
ところで、HiFi-Berry Digi-PROでマスターモードの場合のdt-blob.binの書換えついて、
config.txt内にマスター用のファイルがありますがこのファイルの名前を書きかえればいいのでしょうか?

①最初にdt-blob.binの名前を変更する (例 dt-blob.bin ⇒ dt-blob.bin.original)
②次にdt-blob.bin.masterの名前を変更する。 (dt-blob.bin..master ⇒ dt-blob.bin)

これからもよろしくお願いします、ありがとうございました。

シマネコさん

コメントをありがとうございます!
私自身がLinux初心者ですので、本当に自分の防備録にしているんですよ。
一番恩恵を受けているのは、たぶん私自身です。


さて/boot直下にあるdt-blob.bin、dt-blob.bin.master、dt-blob.bin.slaveですが、私はこのようにしました。
まずオリジナルのdt-blob.binのバックアップを取っておき...


sudo mv /boot/dt-blob.bin /boot/dt-blob.bin.bak


dt-blob.bin.masterのコピーをdt-blob.binとして保存する


sudo cp /boot/dt-blob.bin.master /boot/dt-blob.bin


以上、config.txtでcore_freq=576に設定されている場合は、これでOKです。
(デフォはcore_freq=576)
config.txtで他の設定を行っている場合は、ダウンロードページの「dt-blob.bin の差し替えについて」の内容にしたがってdt-blob.dts.v08x.masterをダウンロードし、内容を編集の上、自分でビルドする必要があります。


以上、お役にたてましたら幸いです。


>アップデート手順のご説明いただき、ありがとうございます。
>手順が分からず困ってました。
>ジャイアンさんのブログにはこれまで何度も助けられました。
>
>質問の場所が違うとは思いますが、よろしければ教えてください。
>ところで、HiFi-Berry Digi-PROでマスターモードの場合のdt-blob.binの書換えついて、
>config.txt内にマスター用のファイルがありますがこのファイルの名前を書きかえればいいのでしょうか?
>
>①最初にdt-blob.binの名前を変更する (例 dt-blob.bin ⇒ dt-blob.bin.original)
>②次にdt-blob.bin.masterの名前を変更する。 (dt-blob.bin..master ⇒ dt-blob.bin)
>
>これからもよろしくお願いします、ありがとうございました。

ジャイアン様
シマネコです。
早速ご返事いただきありがとうございました。
本日HiFi-Berry Digi-Proデフォルトで聞いたところでは、0833のマスターモードより良好に感じました。
以前の08バージョンでは圧倒的にマスターモードのほうが良かったので、090でも試してみたいと思っていました。

(ところで、私の記述した方法ではどうでしょうか?あの手順でしたら、Windows上で出来そうなので。。)
一度試してみます。うまくいけばまたご連絡させていただきます。
どうもありがとうございました。

シマネコさま


> ところで、私の記述した方法ではどうでしょうか?あの手順でしたら、Windows上で出来そうなので


記載されている手順で全く問題ないかと思います。
Windows上でもいじれますから、簡単ですね。

シマネコです。
上記の(dt-blob.binの名前をwindows上で変更する)方法でマスターモード用 dt-blob.binに変更できました。
HiFi-Berry Digi-PROですが結構効果がありますね。
Linuxのコマンドが分からない私でも簡単でした。

丁寧にご返信いただき、有難うございました。
ほかの方の参考になれば、嬉しいです。

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