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2020年7月12日 (日)

Allo Digione Signatureは優秀!

お題に反して、昨日に続いてのTopping D90ネタです。

 

昨日のブログで、既にIIS入力を行っていることを写真で示した訳ですが...

 

Toppingd90_07_20200712142301

 

ではジャイアンは、どんなシステムでIIS入力を構築しているのか?
本日のお題はそんな内容です。

 

 

先ずはI2S信号を取り出すデバイスを用意しなければなりません。
信号には「DATA」「BCLK」「LRCK」「SCLK」の4つが必要です。
「DATA」は何となくI2Sのことを言っているんだろうなぁと分かりますが、その他は「なんのこっちゃ」というのが、今でも私の素直な感想です。
でも、色々と調べている内に、「SCLK」とはマスタークロック、つまり「MCLK」なんだなぁと(この辺の用語も実は統一されていないという背景があります)分かってまいりました。

 

「DATA」や「BCLK」「LRCK」は比較的容易に取り出すことができます。
GPIOから引っ張ってくればいいので、このあたりを用意して、ジャンパー線で飛ばせば大丈夫です。
(安価ですしね)

 

問題はマスタークロックで、例えば上に例を示したInnoMaker Raspberry Pi HIFI DAC HAT PCM5122 HIFI DAC Audio Card Expansion Boardだと、若干のハンダ付け工作が必要になります。
それさえも嫌だと言う人には、既にマスタークロックのピンが立っているこのあたりがオススメですね。
ちなみに同じサイトでI2Sアイソレータ基板も売っており、スタックすることで簡単に信号のアイソレーションまでできます。
これも比較的安価ですしお手軽ですね。
(もっと高機能なブツを海外から取り寄せるという手もありますが、高価なので私の場合却下)

 

んじゃ、ジャイアンはどの道をとったのかと言うと第三の道でして、手元で遊ばせていたSabreBerry32から信号をとりだしています。

 

実は当初、msBerryDACを使おうかとも思っていたのですが(そのためのポートも用意されている)、コイツに本気の仕事をさせるためには3.3Vを別途用意する必要がありまして(デフォではPCM5122の電源をラズパイの3.3Vからとっている)、ただでさえ電源がたくさん必要なのに、その上、別途用意するなんて嫌だとと言うことになりまして、SabreBerry32を選択したという経緯があります。
SabreBerry32から必要な信号をどこから取り出すのかについては、開発者のたかじんさんが丁寧に説明をして下さっています。

 

SabreBerry32のExt端子について

 

で、用意したSabreBerry32!!

 

Iis_input_01

 

RPi4の放熱ケースの上から取り付けるために、GPIOにゲタを履かせています。
電源には、ラズパイにはDC-Yarrowを、SabreBerry32にはFF電源と呼称している新電源をあてています。
(とにかく電源命です)
これならば、SabreBerry32の出力とTopping D90の出力の比較も容易ですしね。

 

で、I2Sを受ける基盤がコレ...

 

Iis_input_02

 

二枚の基盤から成っています。
(去年の暮れに用意しました)
写真左側がI2Sアイソレータ基板で、右側がHDMI-I2S送受信基板
両方とも、キットの形でやなさんのサイトで頒布されている基盤です。
表面実装パーツばかりなのでハンダ付けの難易度が高めになっていますが、丁寧にやれば大丈夫。
説明書(PDF)もとても親切な内容ですし。

 

ちなみに、アイソレータ基盤があるので、この二枚で3.3V電源が二系統必要になります。
私の場合、アイソレートの前段には、以前組んだ安定化電源基盤を3.3Vに調整して。
アイソレートの後段とHDMI-I2S送受信基板には、DC-Yarrowの3.3V版をあてています。
(つまりI2S信号を取り出すために、電源を四系統用意したと言うこと。電源命なんで)

 

で、SabreBerry32との接続はこうなった。

 

Iis_input_03

 

細かい作業ですが、普通サイズのコテ先でも作業できました。
ここはノイズが乗りやすい部分でもあるので、7cmに切り詰めたラインを使っています。
「ラインが5本あるやないかい!」と言う方、ご心配なく。
五本目はただのGND(茶色)です。

 

後はHDMI-I2S送受信基板とTopping D90の間をHDMIケーブルで接続させるだけです。
ただここで、今度はTopping D90側での設定が問題になってまいります。

 

Topping D90がデフォの状態では、44.1KHz系の信号がDSD信号として認識されてしまって、左chからはノイズ、右chからは「ピー」という音声しか出てまいりません!
(48KHz系はチャンと鳴ってくれるが、サンプリング周波数が表示されない)
この問題を回避する為には、Topping D90の設定画面に入り(フロントパネルの多機能ボタンを押しながら背面の電源ボタンで電源投入)、設定項目十番目の「DSD flag」で「14」を多機能ボタンを押すことで選択しなければなりません。
これにたどり着くまでに「もしかして初期不良品をひいた?」と、ちょっとドキドキでした(笑)

 

もう一つ、設定で気をつけなればならないポイントがあります。
設定項目八番目の「IIS Phase」でして「STD」を「REV」変更する必要があります。
でないと右左のchが反転して再生されることになります。
HDMIを使ったIIS入力は標準化が進んでいない、方言が存在する接続規格なので、この辺はどうしようもないみたいですね。

 

さて、これで晴れてIIS入力でTopping D90を鳴らせるようになりました。
で、私の手元にはAllo Digione Signatureもある!
だったら、IIS入力とSPDIF入力で音を聴き比べたくなるよねぇ〜
で、事前の予想では、IIS入力の方がより新鮮な響きを聴かせてくれるんじゃないかと思っていました。

 

スピーカーとTopping D90のXLRに繋いだヘッドホンアンプとバランス接続のヘッドホンで聴き比べてみました。

 

Iis_input_05

 

アンプもヘッドホンも古い!

 

Iis_input_06

 

こちらはその電源ユニット。

 

で、聴き比べた結果ですが、私の耳では違いを感じ取ることができませんでした!
こんなに手間暇かけてIIS入力を実現したのに、違いを感じ取れないですとぉ〜!!!
たくさんの音源で試したんですよぉ。
でも違いが分からない。

 

これは、一義的にはAllo Digione Signatureの性能が優秀!ということが言えるでしょうね。
しかし別角度から考えてみると、ホントにTopping D90はAK4499の本領を発揮できているのかい?という疑問にもたどり着くんですよ。

 

という訳で予告です。
このシリーズ、後二回は続きます!
果たしてTopping D90には、まだ聞こえぬ本気というものが潜在しているのか?
乞うご期待です。

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