SANSUI SP-100iEXがやって来た
またまた古いスピーカーを入手してしまいました。
しかも、今回はタダです。
昨日のこと、先輩の床屋へ遊びに行くと「サンスイが来たよ」とのたまうじゃありませんか。
で、続けてこう言ったのです...
ヤフオクに1円で出して。
コンディションはジャンク。
ウーハーのエッジボロボロだし。
片ch音が出ないし。
条件はココまで直接引き取りに来ること。
以上!
(要するに処分したいということです)
エ?!
そんな条件でいいんですか?
だったら私がもらいます!
ってんで、今朝、もらい受けてきましたよ、変態スピーカーSANSUI SP-100iEXを...
30年ものですから、エッジはさすがにボロボロです。
この他、金属部分にはサビが浮いています。
鏡面処理された表面にも、若干の擦り傷があります。
しかし、ボロボロなウーハーのエッジを除けば、コンディションは上々と言えます。
ワンオーナー品でもありますしね。
問題は片方の音が出ないという件ですが、我が家でアンプに繋いだら両方とも音が出ます!
オォ、めっけもんじゃん!
このスピーカーには純正の付属品もついていまして...
スタンドと...
インシュレーターまでついています。
しかも全て元箱付き。
当時の定価で、合計243,000円です。
(スタンドが受注生産品で1セット70,000もしやがる!)
ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜💦
(エッジ直してうっぱらってやろうか・笑)
さっそく内部のチェックです。
裏板のビス10本を外す...
購入してから一度も増し締めされてませんね。
スルッと緩みました。
で、内部の様子...
なんじゃこりゃ?という構造です。
ツイーターからして尋常でなくて...
一から型を起こした鋳造品が使われています。
エ?!
当時定価79,000円/1本だったスピーカーですよね?
なんか凄くないすか?
ウーハーは内部に設けられた「センターバッフル」に固定されています。
内部で固定されているため、フロントバッフルには固定されていません。
これはエンクロージャーの振動を排除し、ウーハーに余計な歪を発生させないための設計だそうです。
しかもこのセンターバッフル、厚みが40mmもありやがります。
もう変態設計としか言えない構造になっています。
そうした構造が逆にアダとなり、エッジ交換の難易度が高いことになっています。
まぁ焦る必要はありません。
必要な工具と交換用のエッジなどでも手配して、ゆるりと作業を行っていこうと思います。
そうそう、チェックのために音を出した時、ツイーターがもんのすごい音をたてていました。
ウーハーのリペアがますます楽しみです。
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コメント
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おめでとうございます。これはすごい掘り出し物ですね~
うちでもS-α9が現役です。
当時の製品のコスパは異常ですね。
リポート楽しみにしてます。
投稿: tokkari | 2020年7月19日 (日) 14時03分
>tokkariさん
コメント早いですね!(笑)
本当に当時のコスパは異常ですねぇ。だから潰れたんじゃないのかと勘ぐってしまいます。
SONYの小口径ではエッジの貼り替え経験があるのですが、ここまで大口径で、しかもリバースロールなんて初めてです。
失敗して元々という覚悟で、開き直って作業をすすめたいと思っています。
まずはウーハーの取り外しですね。
ホント大変そうです(汗)
投稿: 本気でお馬鹿なジャイアン閣下 | 2020年7月19日 (日) 14時16分