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2020年7月26日 (日)

SANSUI SP-100iEXウーハーのエッジを貼り替える

今回は、こうなっちゃってるSANSUI SP-100iEXの...

 

Sp100iex_00

 

ウーハーエッジを貼り替えてみたというお話でございます。

 

 

やっとファンテックさんから届いたエッジとボンド...

 

Sp100iex_01_20200726171901

 

まずはボンドを付けずに...

 

Sp100iex_02_20200726171901

 

エッジを仮置き。

 

Sp100iex_03_20200726171901

 

この段階で作業の難易度の高さを改めて知ることになるんだが、もう腹をくくって作業するっきゃないわけですよ!

 

私の場合、エッジをコーンの裏側に乗せてから、チョコチョコと微調整をして位置決めしたかったので、ボンドを多目に塗りました。
その方が、ボンドがいつまでもヌルヌルとして、乾くまで時間を稼げますから。
ボンドを塗ったところを写真に撮り忘れたのだけど、写真はボンドを塗ってエッジを乗っけて、微調整を繰り返した後。
微調整やボンドをエッジに馴染ませるには、棒状のものを使うとヨイ。
私はカッターナイフを刃を出さずに使った。
「力を込められて、細いものを」と探したら、カッターナイフが一番作業性がよかったのだ。
微調整の方法は、表側のエッジの端とリムとの位置関係をチェックしながら。
そんなに苦労はしなかった。
それよりも、一番最初、エッジをコーンの裏側に入れるのが大変!
下の写真で、ボンドが大きく伸びているのが、その痕跡。

 

Sp100iex_04_20200726172201

 

見栄えが悪いが、後から追加で修正を加えられない部分。
焦らず騒がず、チョコチョコと地道に作業をすすめていくっきゃありません。

 

次にウーハーの表面を上にして、エッジの端をめくりながら、リムの上に少しずつボンドを塗っていく...

 

Sp100iex_05_20200726172401

 

ここも「エイヤ!」と一気には作業をできないんだよね。
根気よく、少しずつ作業をすすめていくしかない。


ボンドをつけ終えたら、コーンを何度も押してセンター出し。
チャンとやっておかないと、後で異音の発生につながるだって。

 

次に、エッジの端の上にもボンドを塗る。

 

Sp100iex_06_20200726172701

 

塗りすぎだな💦
どうせ隠れてしまう部分なので、遠慮なく塗った。

この上からゴムの輪っかをはめ込む。

 

Sp100iex_07_20200726172801

 

写真でも、ボンドがはみ出ているのが見えますね(笑)
確実に固定されるよう、各部をグイグイと押す。

 

2つとも作業を終えたところで、コーンの裏側のエッジの端っこに、追いボンドを行う。

 

Sp100iex_08_20200726173001

 

エッジの貼り替え作業は以上!
次にウーハーをエンクロージャーに戻す。

 

Sp100iex_09_20200726173101

 

エンクロージャーに戻す手順は、ウーハーを外す手順の逆をすればヨシ。
何も難しいことはない。
ウーハーへの信号線を取り付けるのを忘れないように。

 

ウーハーを戻し終わって、裏蓋もはめて、すぐにでも音を出したいところだが、まだボンドは乾いていない。
なので、エンクロージャーごと床に伏せた状態で置き、エッジが重力でずれるのを防ぎながら、ボンドが硬化するのを待つこと20時間。
やっと音出し!

 

Sp100iex_12_20200726173301

 

最初の内は寝ぼけた音しか出てこないんだな、コレが。
低域が出てこないし、ツイーターの音も何か変。
長らく鳴らされてなかった個体だし、エッジも新品だし、何よりもジャイアンの作業だし。
という訳で鳴らし込むこと数時間。
やっと本領を発揮し始めました。

 

こんなに低域をモリモリ出すスピーカーは初めてです。
こんな音が、たった口径21cmのウーハーから出てくるとは!
驚きです!
(Bill Evans TrioのWaltz For Debby、冒頭のMy Foolish Heartで地下鉄のゴトゴト音を、雰囲気だけだけど鳴らしてくる。この音をスピーカーから聴いたのは初めて)
ツイーターもとてもイイ仕事をしてる。
非常に守備範囲の広いツイーターなんだけど、とてもリッチな響きを聴かせてくれる。
高域もキレイに伸びる。
全体的に情報量が半端ないっすね。
ただ、まだ伸びる余地はあるだろうとも感じる。
この辺はアンプ次第じゃないかなぁと思わせるような音。
使いづらいが、ツインモノのパワーアンプはある。
たぶんこのパワーアンプをプリメインの後ろに持ってくれば、まだまだポテンシャルを発揮してくれそうな予感がする。
どうしようかなぁ...

 

アンプのボリュームを開けられるスピーカー。
今までのスピーカーなら絶対にウルサクなるボリューム位置でも、SP-100iEXは普通に鳴らしてくれる。
この辺も、今まで鳴らしてきたスピーカーと比較して、規格外。

 

未使用の純正ネットも付属していた。

 

Sp100iex_10_20200726174801

Sp100iex_11_20200726174801

 

今までいくつかのスピーカーを取っ替え引っ替えしてきたけど、こりゃSANSUI SP-100iEXがド本命で決まりだなぁ。
余ったスピーカー、どうしよう💦

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コメント

エッジの張替えお疲れ様です!!そして修理後の出音も良いとなれば苦労も報われたのではないでしょうか。
わたしもエッジを張り替えたいユニットが有りますが、ずーっと放置してるのですごいなぁと。
若いころにスピーカーユニットを製造していた経験が有るのですが、製品後の修理は別の複雑さが有りますね。
ボイスコイルの位置決めがかなり重要だと思いますが、どんな感じに調整されたのかに興味が有ります。

ta_syumiさん

コメントありがとうございます!
「いいスピーカーは音に含まれる情報量がこんなにも多いのか!」とびっくりしながら新スピーカーを楽しんでいます。
たった21センチのウーハーなのに、低音もバンバン出ますしね。
ホントびっくりです。
私はエッジの張り替えは今回で二度目です。
前回は12センチフルレンジでしたので非常に楽でした。
しかし今回はかなり苦戦するだろうなと思いながら、諸先輩たちのブログを参考にしながら脳内で何度もシミュレーション。
作業しながら「製造工程中だとこの作業も治具があって楽なんだろうなぁ」などと思っておりました。
ボイスコイルの位置決めは、一連の作業の中でもハイライトに当たる部分だと思います。
私も音を出すまで「ガリガリ言わないかなぁ」とおっかなびっくりでした(笑)
結果、エッジの張り替えはダンパーが付いている状態で行いますので、前後のストロークに対する位置決めを行う必要はありませんでした。
必要なのはセンター出しだけで、コーンをしっかり前後にストロークさせる程度の簡単な作業でした。
合計7千円程度でこの手が手に入ったなんて、今回はとてもとてもラッキーでした!

ジャイアンさん
サンスイのスピーカーは格子グリル時代に気を吐いていただけの印象しかなかったのですが、こちらの内部構造レポートを見て遡って認識を新たにしました。ヴァリアスクラフトさんの記事(URL)でも確信を得、SP-100iEXNの弟分、SP-300S(16センチ2ウェイ)を手に入れ、悦に入っているところです。スペンドールのSP100R2を常用にしてますが、SP-300Sは小型スピーカーにありがちなギスギスさが微塵もなく、朗々と鳴り、空間情報のリアルさがスゴいです。時間軸を微分するようにして音の変化を克明に表現し、演奏者の表現に向かう気が伝わるようです。こんなスピーカーがかつてあったこと驚きです。
状態のいいものにあたったので暫くはこのまま使おうかとは思っていますが、中を開ける日のことも楽しみ。ウレタンエッジのメンテナンス法など研究を始めました。

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