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2016年9月26日 (月)

仕事

このエントリーは、あるブログ友へ向けて書いています。
その友人のブログにコメントを書き込めればいいのですが、少々長くなりそうなので、コメント爆弾を落とす代わりに、自分のブログに内容を上げますんで、そこんとこヨロシクw




私は学生時代に、よく「お前は学校の先生になったらいい」と周囲から言われることがありました。
それは、私の面倒見の良さや、教え方の丁寧さ、適切さを見て、「コイツは教師にむいている」と思われたからなのでしょう。


確かに私は子どもが大好きですし、実際20代、30代の時に、本当にたくさんの子どもたちと係わりを持ち、たくさんの想い出を築いてきました。
気がつけば私の周りに子どもが群がり、両手、両肩、頭の上にまでまとわりつかれる、なんて経験を幾度もしてきました。
その時の私は、自ら望んで、子どもたちの群れの中に飛び込んで行ってましたよ。
散々つつき回されて、クッタクタになるのは分かってるのに。
私なんかで喜んでくれるなら、幾らでもつつき回されてやろうと、私も喜んでやってました。


しかしそんな私は、「教師になればいい」と薦められる度に、キッパリと「それだけはない」と全否定してました。
頑ななまでに拒否し、その道を自ら閉ざしました。
大学まで進学したのですから、周囲の学友がそうしたように、私も教職課程を選択できたのですが、敢えてしませんでした。


その時は、その理由を、私も分かっていませんでした。
ただ面倒くさかっただけなのかも知れません。
よく分からないまま、よく考えもしないまま、「その道だけは絶対にない」という結論ありきで行動してました。
無意識のうちに、その道だけは選んではダメだと、なぜか考えていたんですね。



今ならば、私が教職を選んではならなかった理由が、よく分かります。
(あの時、なぜあれほど拒んだのかまでは分かりませんけどねw)



もし私が教職の道に進んでいたら、あれほど濃密なかかわり合いを、あれほどたくさんの子どもたちと結べなかったと思うんです。
だって教師には、子どもたちと係わる機会と責任が与えられるでしょうけど、同時に、守らなければならないルールだって課せられちゃうじゃないですか。
でもね、子どもに限らず、人にはそれぞれ個別具体的な事情があるのが当然なわけですが、教師を職業とすれば、その当然の事情を汲むことに制限を加えられちゃうんですよ。
「この子は大変だから」と、特別扱いすることなんてできなくなっちゃう。


でもね、子どもと係わること、もっと言えば、人と深いかかわりを持つことは、その一人一人を個別に特別扱いする事なんだと思うんです。
子どもに限らず、人間関係ってオーダーメイドだと思うんです。
自分の芯の部分は堅持しながら、人と接するインターフェースの部分は、相手にあわせて柔軟に変化させるイメージかな。
私の場合、人としての重要な根幹部分にかかわらない限りは、相手の相当な部分を受容しちゃいます。
相手の存在を全肯定するところから始めないと、本当の信頼関係は築けませんもん。


でも、人と係わることを生業とする集団に属した途端、そうしたオーダーメイドな係わりを放棄し、属する集団のルールに従って行動することを求められちゃうと思うんです。
それは本当の信頼関係を築くことではなくて、いわば契約関係を求めることなんじゃないかと思うんです。
書面にもとづいた信頼関係、かな。
そしてそんなこと、私には、絶対に耐えられないと思うんですよ。
それを、どこか本能的に察知していたかのように、私は教師の道を自ら固く閉ざしていたんだと思うんです。



同様なことは、福祉関係にも言えました。
学生時代、障害者福祉施設に毎日のように通い、一緒の汗していた時期がありましたもん。
なぜか知らん、やたらと慕われちゃって...
あの方面に進もうと思えば、進むこともできた。
進んでいた先輩もいましたし。
でもしなかった。
それは違うと、私の中で薄ボンヤリとした自覚があったんですよ。



同じく、例えば心理カウンセラーとか、私にはそうした分野への適性もあるんだろうなぁと思いますよ。
でも、絶対に選びません!
(年齢的にもう無理っスけどねw)



私が本当にやりたいことは、それを職業にしちゃった瞬間に、できなくなっちゃうことばかりなんです。
今も好き好んで、私の親父世代の男性につきっきりですが、それとても、私が福祉関係でも何でもない、属性がフリーの、ただの一般人だからできるこってすよ。
何ものにも縛られていないからこそ、本当にやりたいことができる。
そんなもんじゃないのかなぁ〜、などと考えてるんです。



他の人はどうかは分かりませんけど、私は、私の存在で喜んでもらえることが、生き甲斐で、歓びなんです。
たぶんね。
たまたまデザインとか、コピーライティングとか、周囲から求められるまま、スルスルッとアイディアが浮かんでくるので、つい最近までは、それを仕事にしてましたけど。
そういう仕事をしている時でさえも、いつも、仕事相手との人間的な係わり合いを、一番大切にしてきました。
打ち合わせ時、仕事の話は30%くらいで、それ以外の時間はカウンセリングだった期間が相当ありましたから。
そんなもん、一文の得にもならないのにねw
(その分の請求書も切りましょうか?って冗談も交わしてましたけど、それほど私との打ち合わせは重要で、欠かせないものだったようです)



だから、アドバイスめいたことにはならないんですけど、どのような仕事を選ぶにしても、自分が自分らしくいられることを第一優先に考えてみちゃどうかと思うんです。
言うは易く行うは難し、ですけど。



私は、ひたすら肩の力を抜いて、今の自分でも取り組める目の前の問題に注力することだけを考えてます。
それが、病気療養や、今後の仕事とどう関係してくるのかは、全く分かりませんし、正直、そんなことはどうでもいいとも思ってます。
私が私らしくありさえすれば、そんなことはどうにでもなる問題だと捉えている、と書いた方が「らしい」かなw



なんでそんな風に考えるのかにも、チャンと理由があるんですけど、そんなことを書き始めたら、とんでもない長さになっちゃいます。
それに、そんなことを書かなくても、ずっとここを読んでこられた貴方なら、なんとなく分かっちゃうんじゃないでしょうか。



意味もなく存在している奴なんて、一人だっていやしませんよ。
あのディスりまくってきた奴にしても、です。
でも、それは後になって振り返ってみた時に分かることで、その時が来るまでは、ひたすら苦しいばっかりです。
そしてそれが、人生本来の在り方だと思うんです。
(楽して得したいと考えている連中には、一生かけても分からないことです)
だから、そういう時が必ず訪れるんだという「希望」と、それまではひたすら耐えてやろうという「忍耐」をもっていきましょうよ。
そしてたぶん、忍耐力だけは人一倍、お持ちでしょう。
だから私は、そんな貴方にも、必ずその時が訪れますよという「希望」を届けたいんです。



私のこのブログは、そのためにあるようなものですから〜w

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コメント

私が福祉職に応募するようになったキッカケは、職業訓練校でした。それぞれの事情で訓練に付いて行けない訓練生や、就職が叶わなかった訓練生を見捨てないで、助けたい。そんな気持ちからでした。
訓練校の運営上、零れ落ちてくる人が出てきても、全体の利益のために、個の犠牲は見過ごすしか出来ない。そんな事情も頭では分かっていました。
けれど、私は人生に於いて、いつも「零れ落ちて、見捨てられる」側の人間だったので、そういった事を黙って見過ごす事が出来ませんでした。
しかし、今回までに幾つかの福祉施設に関わる事で、組織として「全体のために個を見捨てる」という行為は、仕方のないことだと思うようになりました。
そして、今後、零れ落ちてしまう人と出会った時、組織に縛られない自由な立場で、その人たちに寄り添っていけたらいいな。と思うようにもなりました。
多忙な状況下にあって心のこもった貴重なエントリーをありがとうございました。

> ハンマーダックさま
こちらへのコメント、ありがとうございます!
聞いて(読んで)くださいよぉ〜!
まどマギのOP歌ってるClariSも、EDのKalafinaも、Appleミュージックを利用している私は聞き放題でした!
さっそくコネクトもMagiaも聴いてます。
最初に聴いた時は「なんじゃこりゃ?」と思ったものですが、映像を見た後ではグッとくるものがありますね。
特にMagiaはw
Kalafinaは他の楽曲も聞き応えあって、いいですね!

と、他1名様への事務連絡をかねて、コメント返しさせていただきました!(ロ_ロ)ゞ

オレはココもアニヲタ掲示板にするつもりなのか...

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